【夏以外もOK】浴衣を着物風に着る方法!

夏以外もOK!浴衣を着物風に着る方法を徹底解説! 着物
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皆さん、浴衣って着物のように着られるのご存じですか?

前の記事でお話しましたが、浴衣も夏の着物も、見た目にはあまり変わりないんです。仕立て方とか、主な素材が違うだけ。

浴衣の主な素材は綿ですよね?着物にも綿の素材のものはあります。
なので、実は着物風に着る事ができます。

もちろん、正絹の着物を持っていて、その着物を着て行く必要があるなら、無理に浴衣を着物風に着る事はありません。

しかし、昨今のこの猛暑。洗えない正絹の着物を着るよりも、気軽に洗える綿の浴衣を着物風に着れば、汗汚れを気にする必要がありません

そう考えると、夏以外だとしてもカジュアルな場であれば、浴衣を着物風に着る方が日常に取り入れやすく、ランニングコストもかからないと言えます。

具体的方法は簡単で、以下の3つ。

浴衣を着物風に着る方法
  • 半襦袢(もしくは長襦袢)を中に着る
  • 足袋と草履を履く
  • 帯締め・帯揚げをする

意外と簡単ですよね?
では、ここから詳しく解説してゆきます!

    

着物風にするには、半襦袢(長襦袢)を中に着る

では実際に浴衣を着物風に着るにはどうしたら良いのでしょう?

まずは半襦袢もしくは長襦袢を浴衣の下に着ましょう。
浴衣の衿の内側に半衿が見えている状態にします。

袖は普通の袖でも、筒袖でも構いません。裄や袖丈を選ばないのは筒袖。
半襦袢の場合、透けない浴衣なら下半身はステテコのみで良いです。透ける浴衣は、浴衣スリップか裾除けを必ず着けましょう。

半衿はレースが便利。夏は絽や麻も良い。

半衿の種類に迷いますよね。
基本、正式な場でなければ何でも良いのですが、気になるようなら夏は絽や麻を選ぶと間違いないです。

「夏用の絽や麻の半衿のついた半襦袢なんて買っていられない!」
という方は、レースの半衿が付いている物が便利です。レースの半衿は季節関係なく一年中使えるのでコスパが良いです。

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薄くて暑くない、洗濯機で丸洗いできてアイロン要らず着付けの技術が無くても衿がキレイに決まり、裄や袖丈も選ばない便利アイテムです。

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足袋と草履を履く。まだ暑ければ裸足に下駄でも良い

足袋を履いて、履物を草履にするとさらに着物感がアップします。

まだ暑くて足袋なんて履けない!という猛暑なら、裸足に下駄でも構いませんよ。
ただし、どこか下駄を脱いで室内に上がる必要がある時は、裸足は失礼にあたるので足袋を履きましょうね。

帯は半幅帯、名古屋帯がおすすめ。袋帯はNG

帯は、半幅帯でも良いですし、名古屋帯を締めても良いです。
浴衣の柄や雰囲気に合う!と思うものを自由に締めてみて下さい。

新しい感性で組み合わせられた浴衣と帯は、新鮮でおしゃれに着られますよ!

ただし、金銀を使った袋帯だけは、雰囲気も格も違い過ぎてアンバランスなので避けましょう

名古屋帯と袋帯の簡単な見分け方は、長さを測るとわかります。
長さが4.3メートル前後あったら袋帯。結び方が二重太鼓になります。
名古屋帯は3.6メートル前後で、一重太鼓に結びます。

帯揚げ、帯締めをするとさらに着物感アップ

帯揚げや帯締めを使うと、またさらに着物感が上がりますね。

名古屋帯を一重太鼓結びするときはもちろん帯揚げ・帯締めを使いますが、半幅帯でも使えます。
簡単に取り入れられるのでぜひ試してみて下さいね。

ちなみに、浴衣として着る時も、帯締めを使うことがありますよ。
カジュアルなものなので、考えすぎずに自由に着て大丈夫です。

夜寒いようなら、羽織りを着るとまた可愛い

ビビネコは割と寒い地域に住んでいます。
数年前、お盆の花火大会に浴衣で行こうとしたところ、その日の夜の気温は18度。
「いや寒いじゃん…汗」

浴衣をあきらめようかとも思いましたが、友達と一緒に着る約束をしていたので変更できず。そこで、寒さ対策をして出かける事にしました。

浴衣が寒かった時のビビネコ流対策
  • インナーを重ね着する
  • 足袋を履いて、下駄を履く
  • 祖母からもらった古い着物用の派手目な羽織を重ねる
  • レッグウォーマーを仕込む

これなら、見た目ブクブクせず、補整がきっちりできてキレイ。
さらに、ちょっと派手だなあと思っていたピンクの羽織が浴衣に映えてちょうど良い羽織なら、帯の前側も見えるのでおしゃれ。と良い事ずくめでした。

帰りに友人たちと居酒屋に入ったのですが、羽織りを脱げば帯結びも見えますし、雰囲気も変わってとても良かったです。
浴衣を着る日が寒い!という時は真似してみて下さいね!

もちろん、そんな時に浴衣を着物風に着ても良いと思います!

木綿の着物を着る季節とは

今回は、浴衣を「木綿の着物」として着る方法を紹介しています。
実は木綿の着物って、単衣仕立てでも盛夏以外の3シーズン着られるんです。
3シーズン、つまり春・秋・冬。

…何が言いたいか分かりますか?

盛夏に浴衣として着て、盛夏以外には半襦袢(長襦袢)を重ねて着れば、なんとその浴衣は一年中着られるのです。

もちろん、透ける素材だったり、いかにも夏っぽい柄だと季節外れ感がありますが、ルール的にはOK。
なので、季節感の無い柄、絞り、透け感の無い厚手の生地は超お得ですよ。

まとめ

今回は、浴衣を着物風に着る方法をお伝えしました。

浴衣を着物風に着る方法
  • 半襦袢(もしくは長襦袢)を中に着る
  • 足袋と草履を履く
  • 帯締め・帯揚げをする
  • 半衿はレースが一年中使えて便利!
  • 帯は半幅帯、名古屋帯がおすすめ。袋帯はNG。
  • 寒くなってきたら羽織を重ねると可愛さ倍増!

いかがですか?ゆかたを自分で着られるようになったら、夏以外も着物として楽しめちゃいますよ。

いきなり正絹の着物を着るのはちょっと気持ち的に無理…という方も、浴衣なら抵抗なく着られるのではないでしょうか?

そして、着物より安くて、お手入れにもお金がかかりませんから気が楽ですよね。

それで難なく着られるようになれば、正絹着物デビューも遠くないはず!
まずはお手入れの楽な半襦袢を手に入れて、着物風浴衣、チャレンジしてみて下さいね!

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