こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
着物を着始めて20年になる茶道講師のビビネコです。
現在も毎週のお稽古、年に2~3回の泊りがけの研修に着物で参加する生活。
このブログの着物カテゴリーでは、着物まわりでお役に立ちそうなこと、着物ライフがより快適になる商品などを紹介していますよ。
今回のテーマは「快適に帯締めを収納しよう!」です
着物を着るには無くてはならない帯締め。だんだんと色々なものが欲しくなって、増えてきますよね?
そうなってくると困るのが保管・収納の仕方。
引き出しや専用の箱を用意して入れている方がほとんどでしょう。
しかし、本数が多いとごちゃごちゃする、絡まる・ふさがグチャグチャになるなどの悩みが出て来ます。
今回は、そんな時に役に立つ「帯締めカバー」を紹介しますよ。
ビビネコはもう6年ほど愛用していて、とても快適!
収納場所を変えずに悩んでいるかたにはきっとお役に立つと思います。
ぜひ最後まで見て行って下さいね!
また、「帯揚げの保管方法」に困っている方は、こちらの記事も合わせてご覧くださいね!
透明帯締めカバーとは?
今回紹介するのはこちら。
帯締めは結ばず、折り曲げて巻き付けるプラスチックのカバーです。
「巻きす」のように渦巻き状になった透明のプラスチックで、広げるとクリアファイルのようになります。
柔らかく簡単に伸ばしたり丸めたりでき、ここに適当な長さに折った帯締めを置いて巻き付けます。
巻かれた状態でしっかりクセ付けされているため、伸びてしまって使えなくなることはありません。ビビネコは6年以上同じものを使用しています。
価格 | 1,000~1,500円(ショップによる) |
本数 | 5本入り |
長さ | 25cm |
太さ | フリー(帯締めに合わせて巻き付きます) |
価格は若干高めですが、長く使用できるので最終的にコスパは良くなります。
クリアファイルを使って自作するという方もいますが、
「巻き付けてテープで留める、使い終わったら再度テープで留める」
という作業が思っているよりも面倒です!絶対に他に時間を使った方が良い!
今回紹介している「帯締め用」は長さが25cmですが、「帯揚げ用」の30cmもあります。
そしてもしカバーに汚れが付いても、プラスチックなので洗ったり拭き取りが簡単です。しっかり乾かしてまた使えます。
帯締めを25cm未満になるように折り曲げると「ふさ」も一緒に巻けるため、収納中にぐちゃぐちゃになることがありません。
帯締めカバーを使った実際の収納例
ビビネコは、かなり前に義母からもらった着物ケースに入れています。
一度タンスの引き出しに移動した事があるのですが、持ち運べる方が床に置いてコーデする時便利なので戻しました。
こんな感じでざっくり入れていますが(中にはフサが出ているものもありますが、気にしないで下さいね)、バラバラにならないので取り出しやすいのです。
フタを閉めるとこんな感じです。取っ手でロックされるので、縦に持つこともできます。
持ち手が付いているので、タンスの上に置いても下ろしやすい!
ラベルを付けておけば、さらに良いです。
使ってみるとわかりますが、とにかく見た目がスッキリします。
優秀なのは、収納場所を選ばない所!引き出しだろうが、箱だろうがザッと入れても関係なくきれいに収まります。
もちろん、桐箱に仕切りが付いていて、整然と並んだ帯締めは箱も含めて美しい。
でも、それを見せる事って無いですよね?
自分が使いやすく、帯締めが汚れずふさがきれいなまま収納できればそれで十分なのです。
そして着物と帯を決めて、小物を選ぶ時にとても楽!
多少重なっているものがあっても、ザラザラっとかき分けて探す事が出来ます。しかも帯締めを傷めず汚さずに。
巻いたままちょっと当ててみて、合わなければそのまま戻す。
良さそうなら、出して確認。
こんな風に毎回コーデを決めています。
ビビネコが商品を購入するかどうかの判断基準は、
今回紹介したカバーは、まさにその条件をクリアーしていたため、見つけた時には即購入しました。
「まさに探していたモノ」だったんですね。
透明帯締めカバーのメリット・デメリット
デメリットとしては、価格が高めなこと。
最初はビビネコも、「プラスチックの筒1本200円か~」と思いました。
でも、本当に探していた機能だったのでまずは5本入りを一つ購入。使ってみた翌日には、必要本数注文しました(笑)
注意点としては、プラスチックが重なるので上の画像のように若干透明度が落ちます。
帯締めの判別には全く問題なく使えますよ。
あとは、使用後の帯締めを収納する時は、しっかり乾燥した状態でくるむこと。
上下は開いていますが、プラスチックなので紙よりは湿気がこもります。
デメリットを補って余りあるメリットがあります。
これだけのメリットがあって、半永久的に使える!
自信を持っておすすめします!
他の商品・方法との比較
ビビネコは、このカバーに出会うまで、何か良い方法は無いかと他に2パターンを試して挫折しています。
①5×10センチの紙を用意して折り曲げた帯締めに巻き付け、マスキングテープで留める方法、挫折
帯締めって、購入すると真ん中に紙が巻かれていますよね?
ノリで留めるのが面倒だったので、貼ってはがせるマスキングテープで留めてみました。結果
- ふさを巻けないのでグチャグチャになる
- 帯締めを使っている間、留めていた紙とテープを保管するのが面倒&失くしやすい
- だんだん紙がよれてきて、汚い
- 交換するとゴミが出る
- 交換すること自体が面倒
はい、却下です。
②市販されているゴム紐(紅白帽のあご紐のようなタイプ)を輪にしておき、くくる方法も挫折
輪ゴムを使うのはちょっと…という事で、市販のゴム紐で小さな輪を作っておき、くくってみました。結果
- やはりふさがグチャグチャ
- 見た目が貧相
- 外したゴム紐行方不明、猫がくわえて逃亡
こちらは数か月続けましたが、イマイチだったので終了しました。
その他の方法
- クリアファイルを使ってまとめる
- ストローを使う
- マジックテープタイプの結束バンドを使う
- 「ふさ」だけを包むカバーを使う
などもありますが、どれも最終的に面倒になったり、質が悪くて作り直したり、マジックテープに糸が引っかかって帯締めをダメにしてしまったりと全くオススメできません。
また「ふさ」だけを包むカバーもありますが、それだと帯締め自体を結んだり、仕切りのある箱に入れる必要があります。
個人の好みによりますが、どれも続けるとストレスがかかってきます。
この商品が向いている人
ビビネコはズボラで面倒くさがりなので、もうこの帯締めカバーしか使えません(笑)
上の一覧に当てはまった人は、だまされたと思って使ってみて下さい!
本当にストレスが消えますよ!
この商品が向いていない人
このような方は、カバーを購入する必要はありません。
一本一本丁寧に結んで、収納して下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
この帯締めカバーは本当に使いやすいのでオススメです。手持ちの帯締めが増えてきたら、絶対に購入した方が良いと思います!お高めの帯締めだけでも入れておくと、汚れも防いで安心ですよ!
メリットをまとめると、
デメリットはまとめ買いすると結構なお値段になる事ですが、長く使えるものなので買って損はありません!逆に、一度使うと持っている帯締め全てを収納したくなると思います(笑)
ストレスを減らし、どんどん着物を楽しんで下さいね!
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