こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
猫を飼い始めて12年、現在は4匹(うち保護猫3匹)と夫婦で暮らしている薬剤師のビビネコです。
こちらの猫のカテゴリーでは、猫を長年飼っていてのお役立ち情報や、猫との快適な生活に役立つグッズを紹介していますよ。
今回は、猫砂のことについて。
猫砂といえば、鉱物系、木系、紙系、おから系、シリカゲル系がメインですよね?
今回紹介するのは、えんどう豆由来の猫砂。
この猫砂はおからにありがちなデメリットであるニオイが無く、珍しい形状。ですがメリットである「トイレに流せる、燃やせる、土に還る」という点は共通でとっても使いやすいモノなんです。
おからの猫砂を使いたいけど、ニオイが嫌で使えない!そんな方にとってもおすすめ。
今使っている猫砂にストレスを感じているあなた、試してみる価値があるかもしれませんよ!
ビビネコ家で実際に使ってみてのリアルな感想、デメリットもメリットも解説してゆくので、ぜひ最後まで見ていって下さいね。
「猫砂エンドウさん」を使ってみようと思った理由は堆肥化
まず、ビビネコ家でこの猫砂を使うに至った経緯を説明しますね。
ビビネコ家では、10年近く「デオサンド ギュッと固まる紙砂」を愛用していました。
猫達も特に嫌がる訳でもなく使っていたのですが、ある時からその猫砂に変化が。
「袋の中に多量に粉が混ざっている事が多くなった」のです。
それまでは、粉なんて無かったのに…。
それからは、猫が用を足すと足も顔も真っ白に粉を付けて出てきます。
当然、絨毯もフローリングも粉っぽく汚れる。
「この粉塵を猫や人間が吸い込んでしまったら、気管支や肺でゼリー状になってる?」
と恐ろしくなりました。
さらにビビネコ家では、その時「ワンニャクスル」という生ゴミ処理機を導入。
この生ごみ処理機は、よくある乾燥式ではなく、バイオ式。
なんと、猫のフンや尿も一緒に堆肥化できる優れもの。しかし、入れられる猫砂は食品由来のものだけだったのです。
そこで、紙の猫砂からおから系の猫砂に変更するべく数種類を試すに至りました。
その中の一つが「猫砂エンドウさん」なのです。
「猫砂エンドウさん」とはえんどう豆が素材の「土に還る猫砂」
「猫砂エンドウさん」の特徴
これだけみると決定的な特徴があるとは言えませんが、飼い主が猫砂に求める条件は十分満たしています。
猫が使ってくれれば合格点です。
原料全てが食品由来だから健康被害が無く安心・安全
ビビネコがこの砂を選んだ一番大きな理由はこれ。
食品由来の安全な原料を使っており、防腐剤や防カビ剤、消毒剤をはじめとする薬品が入っていないこと。
ワンニャクスルに投入するにあたり、医薬品や殺菌剤はNG。メールでメーカーに成分を問い合わせをしました。すると「全成分はこちらになっています」と即答!非常に好感が持てる対応です。
その返答された内容が次の表です。
エンドウさんの種類 | 全成分 |
無香料 | エンドウ豆ファイバー、コーンスターチ、水、竹ファイバー、グアーガム、ソーダ、炭酸カルシウム |
活性炭 | エンドウ豆ファイバー、コーンスターチ、水、竹ファイバー、グアーガム、ソーダ、炭酸カルシウム、活性炭、食用香料、食用色素 |
緑茶・ピーチ | エンドウ豆ファイバー、コーンスターチ、水、竹ファイバー、グアーガム、ソーダ、炭酸カルシウム、食用香料、食用色素 |
見てお分かりの通り、全ての成分が天然素材でできています。誤って猫が口にしてしまっても問題ありません。
最初はうちの猫も食べてしまっていたのですが、元気にスクスク育っていますよ(笑)。ちなみに、グアーガムというものは、近年注目を浴びている食物繊維のひとつで、食べられる成分です。
ワンニャクスルに入れられることが確定、ビビネコ家でも試用することにしました。
おからの猫砂、他の商品との違い
- 直径2mmの極細の形状
- 主成分がエンドウ豆、100%植物由来成分
- 圧縮パッケージ
まず、他の猫砂とは見た目が大きく違います。直径2mmのほっそーい円柱状。長さは7~15mmで長い!
袋を持つとそれなりの重さですが、細いためか、スコップですくうとあまり重さを感じません。
主成分はえんどう豆。さやえんどうやスナップエンドウ、グリーンピースなどがこれにあたります。これらの豆の繊維分を原料にしています。
おからは皆さんご存じの通り、大豆から豆乳を絞ったあとの搾りかす。このふたつは豆の種類の違いであって、成分的には大差ないと考えて良さそうです。
猫砂を選ぶ時に添加剤まで見る方は少ないかもしれませんが、100%植物由来成分なのは大事なポイント。
猫も人間も、同じ空間で粉塵を吸い込んでしまう可能性もあるため、健康に悪影響を及ぼす成分が入っていないのは嬉しいですね。
また、パッケージは珍しい圧縮タイプ。6個入りならダンボールで届きますが、中にきっちり圧縮されたパックが入っています。ダンボールをつぶしてしまっても余計なスペースを取らず、持ち運びやすいですよ。
実際使っての感想、メリット・デメリット!
猫砂エンドウさんのデメリットはズバリ、高いこと。
それ以外は良い商品だと思います。
ではビビネコ家で実際使ってみての感想やメリットを紹介しますね。
猫砂の固まりが良いこと。これは本当です。
ビビネコ家は、猫が用を足すとわりとすぐに片付けます。時間で言うと1分以内。
そんなにすぐに片付けても、砂はちゃんと固まって崩れないので掃除が簡単です。
砂かきでもホコリは舞いません。黒猫の顔も白くなりませんよ(笑)。
消臭力も全く問題なく、部屋におしっこ臭はありません。
また急に掃除機の事が出ましたが、一粒一粒が細いため軽い。なので掃除機での吸い取りが良いです。多少吸引力の弱い掃除機でも、いけそうな気がします(笑)。
猫がものすごく掘ってからおしっこしてしまうと、底には付きます。
でも、ポリマー入りの砂よりも張り付かないので、拭き取りは楽です。
トイレの丸洗いをする時にヌルヌルしない
紙砂を使っている方、わかりますよね?
トイレの丸洗いの時、残った粉や砂が水分を含んでベタベタ、ヌルヌルして洗いにくい!あれは、高吸水ポリマーがトイレにこびり付いてしまっている。明らかに環境に悪そう(汗)。
しかし、エンドウさんは片栗粉を流す時のような感じで、サラーっと流せて固まりません。丸洗い、楽です。
今まで使ってた猫砂の中で一番砂の飛び散りが少ない
お試しも含めて、今まで12年間に使った猫砂は10種類くらいになります。
鉱物系、おから系、シリカゲル系、木系、今回のエンドウ豆。忖度・お世辞抜きで、一番飛び散りが少ない。
はっきりとした理由は分かりませんが、結果的にそう感じています。
砂の切り替えの時には、必ず前の砂のトイレと新しい砂のトイレを並べて置くのですが、両方使っているのに、エンドウさんは明らかに飛び散っていないのがわかるでしょうか?
おからの時のニオイ皆無。緑茶の香りが爽やかで快適
植物由来で候補に挙がる「おから」。製品によっては、非常にクサイ。
おからってこんなクサイ?と思うほどクサイです。
しかし、エンドウさん、全くにおいません。ビビネコが使っている緑茶の香りはとても爽やかで快適に過ごせますよ。猫もすぐに使っていたので、緑茶の香りは問題ないのだと思います。
環境に負荷を掛けているという心苦しさからの解放
ゴミを減らそう、とか、オムツや猫砂の高吸水ポリマーの焼却が環境に悪いなどの記事を見る度、後ろめたさがありました。
紙砂は快適なのだけれど、燃やすのにどれだけ燃料使っているのだろう…
しかしこれなら、燃やすことも水に流すこともできるけど、何といっても堆肥にすることができる!
気持ちが楽になりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
猫砂エンドウさん、気になっている方いませんか?
ビビネコ家は、紙砂からこの猫砂エンドウさんに変更することにしました。
おからの猫砂を使って、ニオイで断念した方には、ぜひおすすめしたい!猫ちゃんさえ気に入ってくれれば、良い商品ですよ。
「お値段が高くて…」という方は、経済的な猫砂の使い方をこちら↓↓↓の記事で紹介していますので、合わせてご覧くださいね。
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