こんにちは!
夫婦2人とスコティッシュフォールド1匹、保護猫3匹で暮らしているビビネコです。
数か月前に保護子猫を2匹引き取って4匹になった訳ですが、子猫はヤンチャで大変ですね。
子猫と暮らすのが久しぶりだったもので、すっかりこの大変さを忘れていました。
カワイイけど、目が離せない!静かだなあと思うと、大体悪さしています(笑)
ところで皆さん猫のフンを入れているゴミ箱のニオイ、気になりませんか?
ゴミの日から時間が経つと臭ってくる、ゴミを入れようとフタを開けるとひどいニオイがする…
そんな悩みをお持ちの方も多いと思います。特に、猫を飼い始めて間もないと、どんな対策をしたら良いのか分かりませんよね?
そこで今回は12年にわたり猫と暮らし、猫を飼い始めてからずっと様々な対策をしてきたビビネコが、ニオイの原因とオーソドックスな対策から最新の究極の対策まで解説してゆきます。
この記事を読んで対策する事で、あの嫌なニオイの無い、快適な毎日が手に入りますよ!
ぜひ最後まで読んでいって下さいね!
猫砂のゴミ箱が臭う原因3つ
捨ててすぐはそうでもないのに、時間が経つと臭ってくる…。ずっと部屋に居る人は気が付かなくても、外から入ってくるとわかることもあります。
猫の排泄物のゴミ箱が臭ってしまう原因は3つあります。基本的には赤ちゃんや介護をしている場合のオムツが臭うのと同じ。
しかし、人間の場合は排泄物だけはオムツから外してトイレに流すのに対して、猫は猫砂を流せないため排泄物ごとゴミ箱に入れる事になります。
猫のフンはニオイがキツイため、ビニールを通して臭う
猫のフンはニオイがキツイです。
スコップですくい、そのままゴミ箱に入れればもちろんくさい!
しかし猫砂と一緒に小さいビニールに入れてしっかり結び、ゴミ箱に入れても時間が経つとやはり臭ってきてしまう。普通のビニール袋ではニオイを防ぎきれないのです。
ゴミ箱本体とフタの密封性が悪い
ゴミ箱の形にも影響されます。
フタの無いタイプはもちろん、フタがあっても密閉されていないとニオイは漏れます。
ゴミ箱の開閉時にニオイが拡がってしまう
ゴミ箱のフタの密閉性が高くても、中に溜まったニオイはフタの開閉で部屋に拡がります。
この場合は、フタの形状が工夫されている必要があります。
ゴミ箱のニオイを抑える対策6選!
原因がはっきりしたところで、対策を見てゆきましょう。
皆さんのお宅でまだ試したことの無い方法があるかもしれませんよ。
対策①消臭効果のあるものを処理袋に入れる
猫砂ごとフンや尿をすくい、小さなビニール袋に入れて縛ってゴミ箱へ捨てます。
フンの時には一回分でもすぐに縛って捨てますが、尿の時にはニオイが少ないので数回分(数匹分)たまってから捨てても構いません。
新聞紙を敷く
ビニールに入れる時、ビビネコ家では新聞紙をカットしたものを中に敷いてから排泄物を入れています。すると、新聞の消臭効果でニオイが和らぎます。
新聞は大きく広げたものを8等分し、それを半分に折った状態で沢山ストックすると使いやすいです。
ペット用ウッドチップをふりかける
猫用ではありませんが、小動物(ハムスターやモルモットなど)用に販売されているウッドチップ、おがくず、かんなくずをふりかけるとニオイが出にくいです。
ビビネコはこちらの「ペット用ふかふかマット」をホームセンターで購入し、手でほぐしてストックしています。排泄物のビニールの中に振り入れたり、ゴミ箱自体に入れておきます。
するとチップの木の良い香りがして、同時にフンのニオイも薄くなります。入れる量は手でつまめる程度、だいたいで大丈夫。このマットは圧縮されているので、ほぐすと結構な量になりコスパも悪くありませんよ。
ビビネコがこの方法を思いついたのは、バイオトイレについて調べていた時です。
江戸時代など住宅を作る工事現場に、簡易トイレが無かった時代。職人さんのトイレはどうしていたか。
作っている建物近くに穴を掘り、建設工程で出た「おがくず」を入れて用を足す。そこにさらに「おがくず」をかける。最後に穴を埋めて終了でした。
つまり「おがくず」を利用して天然のバイオトイレを使っていたという事。
現在も、バイオトイレには「おがくず」が使われています。おがくずや木質材に含まれる好気性微生物によって糞尿を分解する仕組みなんです。
さすがにビニールに少量入れただけではフンの分解はされませんが、水分の吸収、ニオイの吸着の効果が期待できます。燃えるゴミに出す時も安心なので、試してみる価値があると思います。
対策②排泄物用の消臭剤をゴミ箱に入れる
ゴミ箱用の消臭剤も沢山販売されています。ビビネコが猫を飼い始めてから12年、その間に色々消臭剤を試しました。中にはゴミ箱の裏に付けてすぐは良いけど、割と早く効果を感じられなくなってしまうものもあります。
現在は使っていませんが、今まで使ったものの中で一番良いと思ったのは、こちらの赤ちゃんの排泄物用の消臭剤。
少し塩素のにおいがしますが、気にならずおすすめです。手軽に試せるのが良いですね。
対策③防臭効果の高いビニール袋を使う
普通のビニール袋だと防臭効果が弱く、長時間の保管ではニオイが通ってしまいます。
排泄物のニオイが透過しにくい袋を選ぶと、部屋へのニオイの拡散は抑えられますね。
有名どころではやはり「驚異の防臭袋BOS」。
ビビネコ家でも以前使っていましたが、普通のビニール袋と比べて圧倒的にニオイません。
価格が高いので、多頭飼いの方はランニングコストが気になる所。ビビネコ家も現在は4匹の猫がいるので、この袋は使わなくなりました。
尿は普通のビニール、うんちだけ臭わない袋に入れるのもありですね。
対策④猫砂を消臭効果の高いものに変える
猫砂自体の消臭効果もバカにはできません。
ビビネコ家で以前使っていたのは、「デオサンドギュッと固まる紙砂」と 「トフカスサンドK」。
そして、現在使用中なのは「猫砂エンドウさん」。
どれもフンはにおいますが、オシッコに関しては全くニオイが気になりません。
以前は木質タイプの固まらない猫砂を使っていた時期があったり、鉱物系の砂を使ってみたり、他のおからの猫砂も買ってみたのですが、全部ダメ。
砂自体のニオイが気になったり、オシッコ残りがあったり、ゴミ箱のニオイがきつかったり…
最終的に、この3つが残りました。
今皆さんが使っている猫砂でニオイがきついようなら、他のものも試してみると良いと思います。
皆さんのおうちの猫ちゃんが一番気に入る砂を選んであげて下さいね!
対策⑤ゴミ箱をニオイ漏れしにくいものにする
ビビネコ家では割と最近まで、普通にホームセンターに売っているフタ付きゴミ箱を猫砂用に使っていました。しかし、新しく保護猫を迎えたところ便のニオイがかなり強く(猫にも個人差があるのでしょうか?)、ゴミ箱を新調しています。
ニオイの原因で説明したように、普通のゴミ箱だとまずフタの密閉性が悪い。そして、フタを開けた時に中のニオイが拡散してしまう。
この問題点を解決したのが赤ちゃんのオムツ用ゴミ箱「ニオイポイ」です。
フタが二重になっていて、内フタはバネ式、中にゴミを押し込んで捨てるタイプです。大きくフタが開かないので入れる時にニオイが拡散しません。また、外フタでガードしてさらにニオイ漏れを防ぎます。
専用の袋のカートリッジをセットする必要がありランニングコストは多少かかります。
本体+カートリッジ1個付き1980円送料無料。
カートリッジ6個セットが5200円送料無料。
我が家では猫4匹でカートリッジ1個/月使用、883円/月のコストになります。
このゴミ箱を使うようになってから、部屋がにおうことは無くなり、ゴミ箱にゴミを入れる時のニオイ漏れもほぼ無くなりました。
そしてやっぱりちゃんと防臭している!という事を実感したのがゴミの日。
ゴミの日の朝には、我が家では一度玄関にごみをまとめて置き、旦那さんが出社の時に出してくれます。
以前はゴミを出しに行ってくれた後、しばらく玄関にニオイが充満していました。
ところがこのゴミ箱、袋を使い始めてからはゴミを置いている時も、持って行ったあとも全く臭っていません。
もしゴミ箱の買い替えを考えている方がいたら、良かったらチェックしてみて下さいね。
対策⑥生ごみ処理機を使ってフンを堆肥化する
究極の対策がこれです。
フンを堆肥にする事で、ゴミやニオイが無くなり、肥料ができるという超環境にやさしい方法!
これを可能にしたのが、「ワンニャクスル」という生ごみ処理機です。
文字通り生ごみを処理するのですが、多くの生ごみ処理機が採用している「乾燥式」ではありません。
「乾燥式」ではペットのフンは処理できないのですが、ワンニャクスルはバイオ式と乾燥式の両方の機能を持つ「ハイブリッド式」。生ごみやペットのフンを微生物のチカラで、ニオイをさせる事無く素早く堆肥にします。
ビビネコ家では2023年10月からこの「ワンニャクスル」を使用しています。
猫のフンを入れる場合には、一緒に入ってしまう猫砂を「おから」や「コーンスターチ」などの食品由来のものにする必要が。
そこで数か月かけて「トフカスサンド」、「猫砂エンドウさん」を試しながら、現在は「猫砂エンドウさん」へ完全移行しました。
そしてフンや尿の染みた猫砂を投入していますが、本当に分解されます。
やはり猫砂が沢山入るとバイオ材がだんだん増えてはきますが、ちゃんと分解されて土になるので感動!
自治体の決まりで猫砂を流せない方、トイレの詰まりが心配な方にはおすすめです!
他の生ごみ処理機は「ペットのフン」には対応していないので、この世で生ごみとペットのフンを処理できる唯一無二の商品。お庭で花や木を育てている方は、良質な肥料も出来て一石二鳥ですね。
まとめ
以上、ゴミ箱が臭う原因と対策をまとめて解説しました。
可愛い猫ちゃんですが、排泄物の捨て方は自治体によって様々ですし、一軒家やマンションなどでもできる対策は変わってきます。
ビビネコ家では現在「ペット用ふかふかマット」「ニオイポイ」、そして「ワンニャクスル」を並行して使っていますが、最終的には「ワンニャクスル」のみにする予定です。
皆さんも、今回の記事の中にまだ試したことの無い方法があったら、是非一つずつ試してみて下さいね!
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