こんにちは!ご訪問ありがとうございます。
猫を飼い始めて12年、現在は4匹(うち保護猫3匹)と夫婦で暮らしている薬剤師のビビネコです。
こちらの猫のカテゴリーでは、猫を長年飼っていてのお役立ち情報や、猫との快適な生活に役立つグッズを紹介していますよ。
今回は、「固まる猫砂の経済的な使い方、トイレが一つの場合」を紹介します。
トイレが2個以上ある方は前回の記事↓↓↓を見て下さいね。
猫砂の全捨てが頻回になると、「うわ、結局買った分の半分くらいは捨てているんじゃ…」
と思ってしまいますよね。
そうすると、入れる砂の量がだんだん少なくなり、トイレや砂は汚れやすくなる。
全交換の頻度が上がってさらに不経済に…というループ。
そんな悩みも、解決できますよ!
全交換の頻度を、かなり減らすことが出来ます。実際ビビネコは、トイレの丸洗いはしていますが全交換は数年に一回程度。それでも砂は臭いませんし、キレイです。
飼い主さんも楽で、猫ちゃんも快適な方法、解説してゆきますね!
システムトイレの猫砂は全交換が必須
まず、前提として、
今回は「固まる猫砂での方法」で、「システムトイレ」の場合は全交換です。
理由は尿で汚れた砂を完全に取り除けないから。
この方法は、残っている砂の汚れが極めて少ない事が条件になります。
システムトイレの猫砂は尿を吸収してそのまま残るもの、ある程度崩れて下に落ちるものがあります。
どちらにしても、汚れた砂が残りやすい。そのため、全交換が必須です。
汚れた砂を取り除けないチップ、猫砂は全交換しかない
トイレの丸洗いと猫砂継ぎ足しを同時に行う
では早速具体的な方法を解説します!
ここで説明する方法は、トイレの丸洗いと猫砂の継ぎ足しを同時に行います。
そのタイミングは、
また、トイレを洗う時以外は継ぎ足し不要です。
方法1(予備のトイレを購入して交互に使うパターン)
方法1は、「予備のトイレを購入して交互に使うパターン」です。
1つを使って、1つは予備で保管します。
用意するもの:予備の猫トイレ、スポンジ、キッチンペーパー、新しい猫砂
画像にある「A」が今使っているトイレとします。中には古い猫砂が入っています。
「B」が予備のトイレです。洗って保管しておいたもの。
この「B」のトイレに新しい砂を入れます。
その上に「A」の中の古い砂を移します。
「B」の中には、新しい砂と古い砂が混ざります。
「A」のトイレを洗います。洗剤は何でも大丈夫!ビビネコは、人間用のボディソープで洗っています。
スポンジは、専用を作っておきましょう。サイドに油性ペンで「ネコトイレ」と書いておくと間違えないですよ。
洗ったトイレを拭くにはキッチンペーパーがおすすめ。使い捨てできて、破れにくい。
3枚程度重ねて使うと一度で拭き取れます。
しっかり拭き取ります。
仕上げに1枚で拭きあげます。
今洗った「A」のトイレを保管しておき、次回以降同じことを繰り返します。
方法2(トイレ1つで、猫砂を一時仮置きするパターン)
トイレが一つの場合は、猫砂を仮置きする入れ物が必要になります。
何でも大丈夫ですが、バケツなど普段食べ物を入れない、洗いやすいものを用意しましょう。
用意するもの:バケツなど猫砂を仮置きするもの、スポンジ、キッチンペーパー、新しい猫砂
使っているトイレに古い猫砂が入っています。
古い猫砂を、バケツなどに移します。
空になった猫トイレ。
洗い、しっかり拭き取って乾燥させます。
洗いあがってキレイになった猫トイレに古い猫砂を戻し、さらに新しい砂を継ぎ足します。
新しい猫砂、入れる量とタイミング
入れる新しい猫砂の量は、全部で深さ7~10cm程度になるように
ビビネコ家では、猫トイレの中で深さが7~10cm位になるように砂を足します。
大きいトイレを使っているので、1回に2袋入れる事も。
でもこの方法なら入れた砂は無駄にならないので、もったいなくはありません。
新しい猫砂は、上に入れるか下に入れるか
今回紹介した方法は1と2で新しい猫砂、古い猫砂の上下が逆になっています。
どちらが上でも下でも、猫がホリホリして混ざってしまうのであまり考えなくても大丈夫です。
「どちらか決めて!」と言われたら、
- 掘らずに上のほうにオシッコする猫ちゃんなら新しい砂を下
- 掘って下の方にオシッコする猫ちゃんなら新しい砂を上
にすると、理論上古い砂から無くなります。
トイレをキレイに保つコツ
必須条件:猫砂は固まりの良いモノを使うこと
汚れた猫砂は完全に取り切る
古い猫砂を使うには、毎回汚れた砂を完全に取り切っておく必要があります。
汚れが残っていては、ニオイもしますし衛生状態も悪くなる。
なので、普段からトイレ掃除の時にはきっちり回収しましょう。
そしてそれを簡単にするには、猫砂のチョイスが超大事!
良い猫砂は、素材にかかわらずしっかり固まります。
質の悪い猫砂は、固まらず汚れが広がり、最終的に捨てる量が多くなる
ちなみに、ビビネコ家で今まで使った中で固まりが良く使いやすかったのはこの3つ。
- デオサンド ギュッと固まる紙砂
- トフカスサンドK
- 猫砂エンドウさん
現在は「ペットのフンも処理できる生ゴミ処理機ワンニャクスル」に使用できる「猫砂エンドウさん」を使っています。
猫トイレは汚れた部分を拭きとる
トイレの壁や底に尿・便が付いたら毎回拭き取ります。
ビビネコは、ティッシュと「バイオチャレンジ」のスプレーを常にトイレ横に置いています。トイレに汚れが付いたら、バイオチャレンジをスプレーしたティッシュで拭き取れば完璧です。
普段こまめに拭き取り消毒していれば、ニオわない。
また、トイレの色が超大切!
「インテリアに馴染むシックなダークブラウン」とかは最悪!
便が付いても全く見えません!(ビビネコは一番最初にこれで大失敗済み)
トイレは汚れが見やすい色を選ばないと、掃除ができない
猫砂がひどく汚れる前に、丸洗い継ぎ足しをする
入っている猫砂が少ないと、オシッコをきちんと吸収できません。便も、砂掛けが十分にできなくて足や底、壁にベタベタ付きます。
もちろん、汚れた砂は全体に広がる…悪循環のパターンです。
猫はキレイ好きで、砂が多めに入っていると尿や便に触れること無く砂掛けします。あとは人間が容器をゆすったり斜めにして、オシッコ玉をすくいとるだけ。
この方がずっとお掃除が楽!
そして砂が減り、底にオシッコが付くようになったら丸洗い、継ぎ足ししましょう。
猫砂が汚れやすい原因の一つは「砂が少なすぎる事」
もったいなくても全交換が必要な時
そうは言っても、全交換が必要な時があります。
便を介する感染症が出た時
ビビネコ家には、3匹の保護猫がいます。
お外にいた子は、寄生虫やら、感染症やらが出る時がある!
我が家も「トリコモナス感染症」が出て大変でした…(遠い目)
そんな、「便を介する感染症」が出た時は、先住猫に感染させないように砂の全交換が必要になります。
汚れた猫砂が広範囲に散らばった時
誰か居ればすぐにトイレを片付けられますが、不在だと難しい。
猫がお腹を壊して、何度もトイレに行き、ホリホリしてたら大変です。
下痢便で汚れた砂が散らばってしまい、取り切れない時は全交換しましょう。
猫砂自体にニオイがついてしまった時
また固まる猫砂には少ないですが、猫砂自体がニオう時。
オシッコが付いた猫砂が取り切れていない場合には交換が必要です。
猫砂の汚れがひどいなら、やはり全交換が必要
猫砂の天日干しはしてもしなくてもOK
固まるタイプの猫砂、梅雨時期にモロモロと固まってくることがあります。
これは空気中の水分に反応しているので、気になるようなら乾燥した日に天日干ししたり、乾燥機をかけると戻ります。
また、おからの猫砂のカビ予防なら効果があると思います。
しかし、もし尿のニオイを取りたいなら難しいでしょう。
部屋の湿気が強くないなら不要。気になるなら干しても良い。
まとめ
まとめると、このようになります。
- 使っていた猫砂を一度バケツなどに仮置き、トイレを丸洗い
- キレイになったトイレに古い砂を戻し、新しい猫砂をたっぷり入れる
- 普段は汚れた猫砂を完全に取り切る
- 尿が底に付き始めたら、再び丸洗い、継ぎ足しする
- 猫砂全部が汚れている時は、全交換しかない!
・猫トイレは早めに洗って、たっぷり砂を入れるのが一番コスパ良し
・猫砂は、多少高くても固まりが良いものを使うのが必須条件
いかがでしたか?
やっていることは実にシンプル。
普段、猫砂が汚れないように少し注意してあげれば、そんなに大変ではありませんよ!
飼い主さんも、猫ちゃんも快適に暮らすために、ぜひやってみて下さいね!
コメント