【着物が暑い!】6月に着る着物と暑さ対策まとめ!

【着物が暑い!】6月に着る着物と暑さ対策まとめ! 着物
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着物が暑い時は、真夏以外でも対策を

昨今は温暖化の影響で5月、6月でも夏のような暑さになる事もありますね。
着物は重ね着をするので、普通の洋服より暑くなりがちです。
さらに色々なしきたりが気になって、どんな対策をしたら良いかわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、季節の変わり目で判断が難しい6月に限定して対策をまとめてみました。
この記事を読むだけで、今何ができるのか?という問題を解決する事ができます。
最後まで見ていって下さいね!

着物が暑い時の対策は、「日常着物」か「しきたり着物」かを分ける

まず、前提をそろえましょう。
今着ようと思っている着物は「日常着物」ですか?「しきたり着物」ですか?

日常着物とは、家で着る、ショッピングやホテルランチに行く、友人とお出かけ、旅行、美術館、お祭り、花火大会…などです。もっとくだけて、近所のスーパー、本屋さん、古民家カフェも入ります。

しきたり着物は、結婚式(ガーデンウェディング含む)、お葬式、法事、茶道のお茶会、和のお稽古・発表会などが当たります。

皆さんがこれから着ようとしているのはどちらの着物ですか?
では、それぞれ分けて解説してゆきます。

皆さん、自分に当てはまる方で対策してゆきましょう!

6月の「日常着物」は何を着るか、暑さ対策は?

着物、帯、小物、下着すべて、基本何を着ても良い。決まり無し。

日常着物ならば、基本、何を着てもOKです。
本人がその日の気候に合わせて選びます。

具体的に言うなら、
「6月だけど今日は天気予報で30度の予報。どう考えても暑いから、今日は麻の着物を着よう」
「今日はだし最高気温も20度。肌寒いから単衣に雨コートを着よう」
といった感じです。

洋服と同じように選んで良いのです。
真冬にキャミソールで外を歩かないように、真冬にいかにも寒そうなスケスケの着物を選ばなければ良いだけです。
暑い時も同じ。暑いのが分かっていたら、6月でも涼しげな着物と帯を選べば良いです。
古い考えのおばさま(着物警察と呼ばれている)が、いろいろ言って来ることがありますが無視して良いです。
最近では、後ほど出てくる「しきたり着物」の時だけ慣習に従えば良いとされているのを知らないのです。

もしまだ着物を着始めて間もなく、どれが涼し気なのかも分からない…という方は、以下の参考資料の中から選ぶと気持ちが楽ですよ。

【参考資料】目安が欲しいなら、以下の中から選ぶとらくちん!
  • 着物…単衣・紗紬・紗袷・麻・絽縮緬
  • 帯…見た目に薄手の物(分厚くないもの)
  • 帯揚げ…涼しげな色、柄、絽のものなど
  • 帯締め…なんでもOK 夏用や細いものはより涼し気に見える
  • 長襦袢…絽、麻
  • 半衿…絽、麻

結論!6月の「日常着物」でできる暑さ対策はこれ!

日常着物を着る時にできる、暑さ対策をまとめると以下になります。

  • 着物を涼しい素材にする 《麻 > 紗紬・紗袷・絽縮緬 > 単衣》
  • 麻の長襦袢・半衿にする
  • 麻のステテコをはく
  • 「たかはし着物工房くノ一麻子」もしくは「あしべ汗取り肌着」で補正と肌襦袢を兼ねる
  • 和装ブラが必要なら「たかはし着物工房くノ一涼子」か「下着屋さんが作った和装ブラ 」を着ける
  • 麻の足袋をはく
  • 麻の腰ひも、伊達締めを使う
  • メッシュ、もしくはヘチマ素材の帯板、帯枕を使う
  • 肌着にシャツクールをかけてから着る
  • 日傘を使う

「もう考えるのが面倒くさい、一番良いやつ教えて~」という方は、全てリンクを貼っておきますね。

半衿まで全て麻で、仕立て上がりの長襦袢は少ないです。「半衿は外して洗濯が望ましい」と書かれていますが、つけっぱなしで大丈夫です。↓↓↓

麻のステテコはこちらがおすすめ↓↓↓

華奢な方は「たかはし着物工房くノ一麻子」↓↓↓

あまり補正の要らない方は「あしべ汗取り肌着」↓↓↓

たかはし着物工房くノ一涼子」↓↓↓

下着屋さんが作った和装ブラ↓↓↓

オススメ「本麻足袋」ここが一番安い↓↓↓

同じメーカーの伊達締め売り切れ中でした。腰ひもはこちら↓↓↓

オススメ帯枕はこちら↓↓↓

ヘチマの帯板↓↓↓

オススメ日傘、「Radi-Cool 晴雨兼用日傘」科学雑誌「サイエンス」にも掲載された世界初の技術で、驚異の涼しさ。↓↓↓

6月の「しきたり着物」の決まりは?できる暑さ対策は?

結婚式、お茶会などは決まり事にしたがう

しきたり着物には、以下の表のような決まり事があります。それに従って着物も帯も選んで下さいね。

着物絹かポリエステルの単衣、絽縮緬
つづれ織、格の高い絽の袋帯
長襦袢
半衿白の絽・絽縮緬
帯揚げ絽・絽縮緬
帯締め金銀を使用した平組

6月の「しきたり着物」でできる暑さ対策はこれ!

  • 長襦袢は「爽竹」のものを着る
  • 麻のステテコをはく
  • 「たかはし着物工房くノ一麻子」もしくは「あしべ汗取り肌着」で補正と肌襦袢を兼ねる
  • 和装ブラが必要なら「たかはし着物工房くノ一涼子」か「下着屋さんが作った和装ブラ 」を着ける
  • 麻の足袋をはく
  • 麻の腰ひも、伊達締めを使う
  • メッシュ、もしくはヘチマ素材の帯板、帯枕を使う
  • 肌着にシャツクールをかけてから着る

「日常着物」とはちょっと内容が違いますね。
長襦袢が絽になるため「爽竹」という涼しい素材を使った、非常に品質の良いこちら↓↓↓をおすすめしています。

まとめ

以上、6月にできる暑さ対策をお送りしました。

まとめると、

6月の「日常着物」でできる暑さ対策
  • 着物を涼しい素材にする 《麻 > 紗紬・紗袷・絽縮緬 > 単衣》
  • 麻の長襦袢・半衿にする
  • 麻のステテコをはく
  • 「たかはし着物工房くノ一麻子」もしくは「あしべ汗取り肌着」で補正と肌襦袢を兼ねる
  • 和装ブラが必要なら「たかはし着物工房くノ一涼子」か「下着屋さんが作った和装ブラ 」を着ける
  • 麻の足袋をはく
  • 麻の腰ひも、伊達締めを使う
  • メッシュ、もしくはヘチマ素材の帯板、帯枕を使う
  • 肌着にシャツクールをかけてから着る
  • 日傘を使う
6月の「しきたり着物」でできる暑さ対策
  • 長襦袢は「爽竹」のものを着る
  • 麻のステテコをはく
  • 「たかはし着物工房くノ一麻子」もしくは「あしべ汗取り肌着」で補正と肌襦袢を兼ねる
  • 和装ブラが必要なら「たかはし着物工房くノ一涼子」か「下着屋さんが作った和装ブラ 」を着ける
  • 麻の足袋をはく
  • 麻の腰ひも、伊達締めを使う
  • メッシュ、もしくはヘチマ素材の帯板、帯枕を使う
  • 肌着にシャツクールをかけてから着る

「日常着物」か「しきたり着物」かを分けて考える事で、対策もスッキリと整理できました。
それぞれのオススメ商品のリンクは上の記事に貼ってありますので、ご自分で調べるのが面倒な方はそちらを参考にして下さいね。

6月は暦の上ではまだ真夏ではないので、悩む方も多いと思います。ビビネコも最初の頃は、着物のしきたりの本や雑誌を読みまくった経験があります。
20年以上茶道に携わり着物を着続けていて、迷っている方に毎年アドバイスをしてきました。このブログを通じて、さらに一人でも多くの方の悩みを解決できると嬉しく思います!

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