足袋って、普通に洗濯すればいいのかな…
手洗いしてる人もいるみたいだけど…
クリーニングしたほうが良い?
そんな悩みにお答えします。
ビビネコは茶道で毎週、着物を着ています。
そして、普通に他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗っています。もちろんクリーニングに出してもOK。
結論は以上ですが、白い足袋をより白く洗い上げるコツ、ついでに上手な保管方法も解説したいと思います。
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足袋は洗濯機で洗って大丈夫
通常の足袋の素材は綿か麻なので、洗濯機で洗って問題ありません。
ネットに入れなくてもOK。洗剤も普通で大丈夫です。おしゃれ着用洗剤でも良いです。柔軟剤も使って構いません。
底の汚れが気になる時
底(足袋を履いた状態の足の裏部分)の汚れが気になる時は、足袋の底を水かぬるま湯で濡らし、固形石鹸を底の汚れ全体に直接グリグリと塗り込んでから洗濯機に入れます。あとは普通に洗濯するだけ。これでかなりキレイになります。

それでも落ちない頑固な汚れの時は、白足袋に限り漂白剤を使用しましょう。
薄めた漂白剤に漬け置き洗いでかなり白くなります。

どうやっても汚れが落ちなくなったら染める
ビビネコの経験では汚れが落ちなくなる前に、どこかが擦り切れて履けなくなります。
しかし、もし何かのアクシデントでまだまだ履ける足袋にひどい汚れが付いてしまった場合は、染めると履けるようになります。
わざわざそのために特別な染料を買うのももったいないので、茶葉やコーヒーで染めても良いでしょう。万が一擦れた着物に色移りしない様、薄めの色にしましょう。
また、100均のアクリル絵の具を水に溶かして染める方法もあるようです。
足袋カバーを重ねると汚れにくい
草履を履いて外を歩くと、ちょっとしたアクシデントで汚れる時があります。
それを防ぐためにおすすめなのが、足袋カバー。コハゼは無くて、靴下のようにスポッと足袋の上から履きます。二枚重ねになるため草履は少しきつくなりますが、足袋の汚れは防いでくれます。
履き口は、コハゼタイプよりゴムのものが脱ぎ履きしやすくておすすめ。

室内に入ったらカバーを脱ぎ、帰りにまた履きます。急な天気の崩れにも安心です。
防水の足袋カバーもある
防水の足袋カバーもあります。これなら雨用の草履を持っていなくても雨の日でも絶対安心です。

左右がバラバラにならない保管法
最後に、足袋が左右バラバラにならない保管法を紹介します。
長く着物を着ていると、新しい足袋とくたびれた足袋、夏用、冬用とだんだん枚数が増えてきます。
タンスの中が大変な事になり、ちゃんとしておかないと「あれ?右足どこいった?」とか。
なので、洗濯して乾いたら、その時点でまとめましょうね。
では具体的な保管方法です!

まず、ちゃんとしたペアである事を確認(笑)

片方をひっくり返します

そのままもう片方の足袋の中に入れる

完全に入りました!(完全に入らなくても、出て来なければOK)

あとは立てて収納すると見やすいです。チラッと中をめくれば、ネルかサラシか、メーカーも楽に分かります。絶対に迷子になりません。道具も使わないので、面倒くさがりなビビネコにピッタリ。
まとめ
いかがでしたか?今回は、足袋の洗い方と保管法を中心にお伝えしました!
・足袋は洗濯機で洗って大丈夫
・底(足袋を履いた状態の足の裏部分)の汚れが気になる時は石鹸直塗り後に洗濯、もしくは漂白剤に漬け置き
・どうやっても汚れが落ちなくなったら、染めてしまうのもあり
・足袋カバーを重ねると汚れにくい
・雨の日は防水足袋カバーだと万全
・左右をバラバラにしないためには、片方に入れ込み、立てて収納
知っている方も多かったかもしれませんが、もし困っていた!という方は是非やってみて下さいね。
素敵な着物ライフを送りましょう!
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