茶道で着物を着始めて20年。マイナス20度からプラス30度までの環境でもくじけず着物を着続けるビビネコです!
今回は、足袋の洗い方、保管法についての記事です。
ビビネコは茶道で着物を着ているので、白足袋しか持っていません。
そして、油断すると汚れがたまってしまうんです。
どうしても正座をするので、足袋はキレイを保ちたいですよね。
普段ビビネコが行っている、足袋の洗い方、そして一緒に保管の仕方も解説してゆきます!
足袋は洗濯機で洗って大丈夫
通常の足袋の素材は綿か麻なので、洗濯機で洗って問題ありません。
ネットには、入れても入れなくても大丈夫です。ただ、足袋は汚れやすいので、ネットに入れて洗うと汚れ落ちが今一つかもしれません。
洗剤も、普通の洗濯用合成洗剤で大丈夫です。
底の汚れが気になる時は石鹸か漂白剤
どうしても、底(足袋を履いた状態の足の裏部分)の汚れが落ちにくくなってきます。白足袋は、特に目立ちますよね。
そんな時は、足袋全体を水かぬるま湯で濡らし、固形石鹸を底の汚れ全体に直接グリグリと塗り込んでから洗濯機で普通に洗濯。これで結構キレイになります。
それでも落ちない頑固な汚れの時は、白足袋に限り漂白剤を使用しましょう。
薄めた漂白剤に漬け置き洗いでかなり白くなります。
どうやっても汚れが落ちなくなったら染める
ビビネコの経験では汚れが落ちなくなる前に、どこかが擦り切れて履けなくなります。
しかし、もし何かのアクシデントでまだまだ履ける足袋にひどい汚れが付いてしまった場合は、染めると履けるようになります。
わざわざそのために特別な染料を買うのももったいないので、茶葉やコーヒーで染めても良いでしょう。万が一擦れた着物に色移りしない様、薄めの色にしましょう。
また、100均のアクリル絵の具を水に溶かして染める方法もあるようです。
足袋カバーを重ねると汚れにくい
室内で履いている場合にはさほど汚れないのですが、晴れていても草履を履いて外を歩くと、汚れる可能性が高くなります。
その時におすすめなのは、足袋カバー。コハゼは無くて、靴下のようにスポッと足袋の上から履きます。足袋を二枚重ねた状態になるため、どうしても草履は少しきつくなりますが、足袋の汚れは防いでくれます。
履き口はゴムのものが脱ぎ履きしやすくて便利ですよ。コハゼタイプは、面倒なのでビビネコは使いません。
ビビネコ愛用の足袋カバーは多分これだと思います。10年以上前に購入したので、同じ柄が無い…ちなみに、柄物やワンポイント刺繍などで、カバーを履いている事に気が付けるものの方が脱ぎ忘れません。
室内に入ったらカバーだけ脱いでカバンに入れればOK。帰りにまた履きましょう。急な天気の崩れにも安心です。
防水の足袋カバーもある
ビビネコは持っていませんが、防水の足袋カバーもあるようですね。これなら雨の日も絶対安心です。防水足袋カバーは、白しか見当たりませんでした。
防水のカバーを持っていない方は、雨の日は普通の足袋カバーだけ履いて雨草履を履き、室内に入ってから持参した普通の足袋に履き替えると汚さなくて済みますよ。
左右がバラバラにならない保管法
最後に、足袋が左右バラバラにならない保管法を紹介します。
初心者の頃は、足袋も数が少なくて気にならないと思います。
しかし、長く着ていると
・通常のサラシ裏の足袋
・夏用の麻の超涼しい足袋
・冬用のネル裏の暖かい足袋
・足がしびれにくい、甲にワタの入った足袋
・もらいもののあまりイケてない足袋
・かしこまった時用のまだあまり履いていない新しめの足袋
・だいぶくたびれているけど、まだ頑張ってもらう足袋
こんな感じで枚数が増えてきます(笑)
足袋も高いので、無駄にはできませんよ。
で、そうなるとタンスの中が大変な事になります。
ちゃんとしておかないと、出す足袋出す足袋、右足。とか
同じメーカーの左足が見つからないとか。
ネル裏の右足どこ?とか
なので皆さん、洗濯して乾いたら、その時点でまとめましょうね。
では具体的な保管方法です!
まず、ちゃんとしたペアである事を確認(笑)
片方をひっくり返します
そのままもう片方の足袋の中に入れる
完全に入りました!(完全に入らなくても、出て来なければOK)
あとは立てて収納すると見やすいですよ。チラッと中をめくれば、ネルかサラシか、メーカーも楽に分かります。絶対に迷子になりません。道具も使わないので、面倒くさがりなビビネコにピッタリ。
まとめ
いかがでしたか?今回は、足袋の洗い方と保管法を中心にお伝えしました!
・足袋は洗濯機で洗って大丈夫
・底(足袋を履いた状態の足の裏部分)の汚れが気になる時は石鹸直塗り後に洗濯、もしくは漂白剤に漬け置き
・どうやっても汚れが落ちなくなったら、染めてしまうのもあり
・足袋カバーを重ねると汚れにくい
・雨の日は防水足袋カバーだと万全
・左右をバラバラにしないためには、片方に入れ込み、立てて収納
知っている方も多かったかもしれませんが、もし困っていた!という方は是非やってみて下さいね。
素敵な着物ライフを送りましょう!
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