我が家の猫の便秘・嘔吐に有効だったキャットフード、ヒルズ「腸内バイオーム」

猫の便秘・嘔吐を改善!ヒルズ腸内バイオームレビュー
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猫が排便の姿勢をとって力んでいるのに、なかなかウンチが出ない…
そのままトイレから出てきて嘔吐してしまった。苦しそうで可哀そう…

こんな感じで猫の便秘に困っている飼い主さん、いらっしゃいませんか?

我が家のちーたんも便秘気味で、力んでもウンチが出ずトイレから出て嘔吐してしまう事がよくありました。トイレに行っても出なくて吐いて、また行って…

動物病院に行ってサプリをもらったり、色々試しましたが、最終的にはフードの変更で改善しました。
今回はそれまでの経緯とおすすめの「ヒルズ 腸内バイオーム」を紹介したいと思います。

同じような便秘で困っている方は、参考にしてみて下さいね!

    

猫の便秘は、迷わず病院へ

映えるフィオちゃん

まず、猫が便秘をしている時は、そのまま自己流の対策をする前に病院へ連れてゆきましょう。

猫は水分をあまりとらず便秘になりやすい動物です。中には、1日おきに排便するのが普通の猫ちゃんもいます。(うちの猫は2匹とも一日おきです)

1日おきでも、そのペースで順調に排便できていれば問題ありませんが、2日、3日出ない時は処置が必要になってきます。

猫ちゃんが便秘をしていて、3日以上排便が無い時は、迷わず動物病院を受診しましょう。
ただの便秘ではなく、泌尿器や生殖器など他の病気が隠れている可能性もあるからです。

便秘くらいで病院に行ってもいいのかな…と思うかもしれませんが、そのまま放っておくと巨大結腸症になって手術が必要になる子もいます。早めに受診して下さいね。

猫の便秘を軽く見てはいけない

コロコロウンチが2日に1回しか出ない

フィオちゃん

うちのちーたんの場合、コロコロのウンチが沢山お腹に溜まり、排便は2日に1回。
しかも、そのコロコロが大き目なため、肛門からなかなか出てこない。そして吐く。これを繰り返しました。

普段は食欲もあり元気なのですが、さすがに可哀そうなので病院を受診して相談。
検査の結果、内臓に重大な病気は無し。後ほど出てくる遺伝的要因はありましたが、それは仕方ないので通常の便秘対策をしてゆくことになりました。

便秘の原因と対策、我が家の場合

遺伝的要因があった

レントゲン検査では、日本猫特有の遺伝性腰椎欠落。生まれつき背骨が一本少ないということでした。それがどう影響しているかは分かりませんが、便秘の一つの要因なのだそうです。

肥満と運動不足も便秘の原因に

もう一つは、運動不足と肥満です。どうしても家猫なので運動量が少なくなりがちで、おやつのおねだりに弱いダメ飼い主のせいで太りがち。

運動不足解消のために遊ぶ時間を増やしたり、フードを少なめにしたりしています。
しかし、多頭飼いのためなかなか思うように体重が減らず苦戦。これは今も継続中です。

人間も猫も肥満と運動不足は万病のもと

この子は2021年に亡くなったビビちゃん

水分不足にならないように対策した

人間と一緒で水分が不足していると、便が硬くなってしまいます。まず十分に水分が取れるように工夫しています。

具体的には、水の容器を増やして水が美味しくなる?容器に変更しました。ウェットフードも少しあげる。

ちーたんは太り気味なのであげていませんが、市販されている猫用ミルクを与えるのも良いですね。
カリカリにぬるま湯をかけてあげる方法もありますが、これは食べてくれませんでした。

いつでも新鮮なお水を沢山飲めるように!

便が硬くなって出にくいため、柔らかくするサプリを試した

ウンチが硬いちーたん

その時食べていたフードは、ロイヤルカナンのフィーメールケア。
そこに便に水分を含ませて柔らかくする、病院で処方された粉末状のサプリを振りかけました。

…結果、全く食べず。
もともと好き嫌いのある子で、何か得体のしれない物がかかっているからと見向きもしません。

水に溶かしてあげてもダメ。
水に溶かしたものをスポイトで飲ませましたが、思ったような効果が出ず、断念しました。

サプリを抵抗なく飲める子は試す価値あり

フードをロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維に変更すると、今度は軟便に

今まで食べていたフードがロイヤルカナンだったため、まずはロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維に徐々に変更。フードを替えると食べなくなるちーたんも、何とか食べてくれます。

しかし!全部を可溶性繊維に変更すると、今度は軟便に。お尻が汚れてしまいます。
このままこのフードでコントロールするには、他のフードと混ぜなければなりません。

混ぜると、今度はフィーメールケアだけを選り分けて食べてしまう。
なかなか丁度よくなりません。

そして、余っている可溶性繊維を他の子が食べてしまい、軟便になるという悲劇が。
食べている所を監視して、食べる量をコントロールできれば、これもありです。

ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維も選択肢としてアリ

フードをヒルズ腸内バイオームに変更すると良いウンチが!

フィオはバイオームではなくメタボリックスを食べている

困っていろいろ検索していたところ、ヒルズで腸に良いフードが出されている事を知り、注文。
早速少しずつ混ぜて食べさせました。

最初は少量なので変化なし。ウンチは硬いまま。
しかし、数日でウンチに変化が!

今まで見た事も無い、トーテムポールのようにつながった立派なウンチが!
コロコロではないちーたんのウンチは初めて見ました。

それからは、ちーたんが飽きてイヤイヤしない限り、バイオームを食べさせています。
良いウンチが出ているので、トイレ後に吐く事もありませんよ。

ヒルズ腸内バイオームは最高のウンチが出る

平たい粒で噛みやすい

たまたまアトピーで飲むことになった薬でもウンチが出やすくなった

もうひとつ、快便の要因として薬の効果があります。
ちーたんはアトピー持ち。そのため、「猫用アトピカ内用液」という薬を3日に1回服用しています。

その薬を飲み始めてから、「飲んだ日だけはツヤツヤのウンチが出る」という現象が起こっています。

カプセルを使って薬を飲ませる方法の記事でも紹介しているのですが、この薬は油性の液体です。
どうやら、この油の効果でウンチがツルッと出ているらしいのです。

猫の健康に関する本でも、「便秘の猫にはサラダオイルかバターをティースプーン1杯食べさせるとウンチが出やすくなる」と書かれているので、肥満ではない猫ちゃんは、その方法も有効かもしれません。

しかしこの場合、良いウンチなのは薬を飲んだ日だけなので、完全な対策にはなりません。

まとめ

我が家は現在腸内バイオームとメタボリックス

今回は、我が家のちーたんの便秘、その対策と結果についてお伝えしました!

猫ちゃんは腸が柔らかく、便が大きくなりやすいそうです。それで肛門から出て来にくくなってしまう事も多いそう。人間だって便秘はつらいですから、猫ちゃんも同じですね。

ビビネコ家流、猫の便秘対策
  • 運動不足解消によく遊ばせる
  • 太らせないように飼い主がコントロールする
  • 水分不足にならないよう、工夫する
  • 動物病院で便が柔らかくなるサプリを処方してもらう
  • フードにロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維を混ぜる
  • フードをヒルズ腸内バイオームに変更する
  • たまたま服用していたアトピーの薬も便秘対策になった

一番良かったのはヒルズの「腸内バイオーム」

確かに他のフードよりも値段は高いですが、良質なフードで身体にやさしく、美味しく便秘が改善するなら十分だとビビネコは思います。

もし便秘の猫ちゃんがおうちにいる方で、このフードを試していないならぜひ試してみてはいかがでしょうか?
便秘で苦しむ猫ちゃんが一匹でも減りますように!

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