こんにちは!ご訪問ありがとうございます!
着物を着始めて20年になる表千家茶道講師のビビネコです。
現在も毎週のお稽古、年に2~3回の泊りがけの研修に着物で参加する生活。
このブログの着物カテゴリーでは、着物まわりのお役立ち情報、着物ライフがより快適になる商品を紹介していますよ。
今回のテーマは「茶道の時に履く草履について」です。
「茶道の時って、どんな草履がふさわしいんだろう…」
と悩んでいる方いませんか?
色無地や訪問着を着た時には何がいい?
「どんな草履が良いか分からない!失敗したくない!」とても良く分かります。ビビネコも講習会では、さりげなく周りの方の草履を見ました(笑)
ビビネコは20年茶道をしていますが、その間に買った草履は3足だけ。(冬用の防寒草履・雨草履は別)
その中の1足であり茶道にもおすすめの、長く使えて足の疲れない草履はズバリ、
「カレンブロッソ カフェ草履」。
その中でも、「プリンセス」もしくは「ギアナ」の「白」。
この草履なら、どんなときも対応できます。
必要なものだけ買いたい方は、これ一足で十分ですよ。
ビビネコは「カフェ草履」で普段のお稽古も、東京への遠征も、茶道の講習会もすべてこなします。
5年以上履いていても全く壊れず、おすすめ。
では早速、そのおすすめの理由と詳細について解説してゆきますね!
- 茶道にも、普段にもおすすめの草履
- おすすめの理由
ビビネコのプロフィール
茶道歴約20年 表千家茶道講師許状所持
入門・習事・飾物・茶通箱点・唐物点・台天目点・盆点 取得済
ほぼ毎週、着物でのお稽古を継続中 年に数回、宗匠稽古、講習会に出席
着物はタンス2棹にびっしり、枚数は秘密(笑)
インスタグラムでは、ほぼ毎日着物コーデをアップ!
「楽天ROOM」には掘り出し物の高品質リサイクル着物、帯、小物などをこっそり紹介中(笑)
カレンブロッソの中でもおすすめはこの2種!
まずは、どこにでも履いて行ける一足を購入するのが鉄則
ネットで「カレンブロッソ カフェ草履」を検索すると、沢山の種類が上がってきます。でもそのほとんどが「カジュアル寄り」なので、一足目にはおすすめしません。
そして、どれが茶道に向いているのか選ぶのは超大変!なので、ビビネコが選んでみましたよ。
結論、下の2種類の中から選べば大丈夫です。
店舗によって、天(足をのせる所)や鼻緒の素材が違うので注意!
「ギアナ」オフホワイト or アイボリー
ビビネコが履いている草履は「ギアナ」のオフホワイトです。
特徴は天も鼻緒もギアナ(本牛革の型押し)であること。鼻緒の裏と先つぼは柔らかい合成皮革です。
本革なので経年劣化に強く、型押しで過度なツヤが無いためカジュアルにも使いやすくなっています。
12色のカラー展開ですが、まず一足購入するなら絶対に「オフホワイト」か「アイボリー」。
着物を選ばないので、ビビネコはどんな時も迷わず履いています。
ネットで「ギアナ」と検索すると、これよりお安い商品が出てきます。確認すると「鼻緒」の素材が本革ではないので、注意して購入してくださいね。
「プリンセス」ホワイト or アイボリー or 潤色
こちらの「プリンセス」は、鼻緒、天がポリエステルなどの合成素材。
しかし安っぽさは無く、十分茶道の席に通用しますよ。
カラー展開は3色で、全てOK。
ホワイト、アイボリーはもちろん、潤色(うるみ色)も落ち着いた色合いなので大丈夫です。
なぜ茶道にカレンブロッソカフェ草履がおすすめなのか
他の草履でも良いが、履きやすさと使いやすさがダントツだから
実は、色合いや素材がセミフォーマルっぽければ他の草履でも大丈夫。
しかし、それでもビビネコは「カフェ草履」が好き。壊れたら絶対に買い直します(断言)。
それはやはり履き心地や疲れにくさ、セミフォーマルからカジュアルまで使える所がダントツに優れているから。
なので今回は茶道をする方に向けた記事ではありますが、本当は着物を着る方全員に試してもらいたい!と思っています。
話を戻して、「茶道」というシチュエーションでの草履に求められる機能を考えてみましょう。
いい感じにセミフォーマル・カジュアルに使える
茶道の場合、草履は脱ぐことが多いですよね?
会場までの履物と考えると、さほど厳格でなくても良いです。
ちなみに、お茶会もお稽古も同じ草履で大丈夫。よっぽど目立つカジュアル草履を履いていなければ、誰も気にしません。
先ほど紹介した草履なら、色無地・訪問着・付け下げから小紋・紬までオールマイティーに使えます。
よくバッグとのセット商品にある「金銀がちりばめられた草履」は、カジュアル小紋や紬にはチグハグになってしまいます。
足袋が濡れない、滑らない
茶道では足袋が汚れているのはご法度。
鼻緒を調節する「すげ穴」が無いカフェ草履はそんな時に最適なのです。
普通の草履にある「すげ穴」とは、鼻緒の「すげ加減」を調節するためのもの。その穴からキツイ鼻緒を緩められます。ところが、その「すげ穴」を伝って路面の水が足袋に染みてしまうのです。
カフェ草履は「すげ穴」が無いので「すげ加減を調節できない」代わりに水が染みる心配がありません。
また底が滑りにくいソールなので、転ぶリスクも低くなっています。
今まで履いた草履の中で一番歩きやすく疲れない
ビビネコはこの20年で、エナメルの草履や冠婚葬祭用の草履、雨草履や防寒草履…何足も履いてきました。
結果「カフェ草履」がダントツ履きやすく、歩いても疲れない。なんなら走れます(笑)
この草履で3泊4日の旅行をオール着物で過ごし、東京都内~羽田空港を歩き回りましたが全く問題無し!
靴ずれ(鼻緒のところに皮むけができたりする)も無し。夜中に足がつる事も無し!
手入れが楽で壊れにくい
草履はどうしても泥汚れやホコリが付きますが、お手入れが簡単です。濡れたティッシュで拭き取るだけ。
布製は染みてしまいますが、「ギアナ(本革)」はもちろん、「プリンセス」も拭き取りが可能。
汚れにくく長く使えます。ビビネコは「ギアナ」を5年以上使っていますが、まだまだ現役!
本当にコスパが良いです。
履き間違え対策をしよう
高齢の方が多い茶会では、履き間違えがある
最後に、茶道で履く時に注意して欲しいこと!
それは履き間違えられないように、対策したほうが良い!
新しく草履を買ったのに、無くなってしまったらショックですよね…。
実際あるんですよ。新品の草履が無くなり、ボロボロが残っているなんてことが…(涙)
茶道は年齢を重ねた先生も多く、どうしても視力が落ちています。
そして沢山の草履が並んでいたら、間違っても不思議ではないですよね?
なので、
・鍵のかかる靴箱を使う
・鼻緒に目印になるものを付ける(クリップ・ハンカチ、鼻緒留めなど)
などの対策をおすすめします。
100均の髪留めクリップで左右の鼻緒を留めたり、ハンカチで左右の鼻緒を結ぶと目印になります。
専用の「鼻緒留め」も販売されています。可愛い!
まとめ
・安くて足が痛い草履よりも、少し高くても「走れる草履」
・まずは絶対に使える「白系」を一足
着物を選ばない「白」の草履が結局一番使いやすいです。
そして、歩きやすさ、履きやすさも大事。
新しい草履を購入しようと思っている方、茶道を始めて草履を探している方、「カフェ草履」は絶対におすすめですよ。ぜひ試してみて下さいね。
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