【茶道の着物】そろえ方⑦長襦袢の茶会での条件とおすすめ3選!

【茶道の着物】そろえ方⑦長襦袢の茶会での条件とおすすめ3選! 着物
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こんにちは!ご訪問ありがとうございます!
着物を着始めて20年になる表千家茶道講師のビビネコです。

現在も毎週茶道のお稽古に通い、自身でも茶道サークルで講師をしています。

このブログの着物カテゴリーでは、ビビネコがこの20年で得た着物まわりのお役立ち情報、着物ライフがより快適になる商品を紹介しています。

今回のテーマは「茶道に着る長襦袢」です。

「茶道に着る長襦袢って何か決まりがある?」
「長襦袢って絹だからそうそう洗えない!みんなどうしてるの?」
「夏場は汗もかくし、毎回長襦袢洗いたい!」

こんなお悩みお持ちの方、解決できますよ!
茶道講師のビビネコが、茶道の長襦袢の条件をわかりやすく解説します。さらに、

  • 着付けが楽で
  • 誰でも衿がキレイに仕上がって
  • 家で洗濯できて
  • アイロン不要で
  • 10年以上着られる

こんな快適な長襦袢、知りたくないですか?
ビビネコはこのシリーズの長襦袢、3枚持っています。
後半で紹介していますので、長襦袢に少しでも不満や悩みがあったら最後まで読んでみて下さいね。

この記事でわかること
  • 茶道で着られる長襦袢の条件
  • 茶道で着る夏の長襦袢の条件
  • 着姿がキレイ、お手入れ簡単な長襦袢3選

ビビネコのプロフィール
茶道歴約20年 表千家茶道講師許状所持
入門・習事・飾物・茶通箱点・唐物点・台天目点・盆点 取得済
ほぼ毎週、着物でのお稽古を継続中   年に数回、宗匠稽古、講習会に出席  
着物はタンス2棹にびっしり、枚数は秘密(笑)
インスタグラムでは、ほぼ毎日着物コーデをアップ!
「楽天ROOM」には掘り出し物の高品質リサイクル着物、帯、小物などをこっそり紹介中(笑)

    

茶道で着る長襦袢の条件

まずは、茶道に着る長襦袢の条件を確認しましょう。

茶道で着る長襦袢の条件
  • 身頃は白もしくは淡い色
  • 素材は正絹かポリエステル
  • 半衿は塩瀬・縮緬の白
  • 一部式でも二部式でも可


茶道で着られるのは「白か淡い色」のみ。
着物や帯も「上品で控えめ」が好まれるため、長襦袢も合わせて控えめな色になります。

次に素材ですが、こちらは「正絹かポリエステル」。
最近のポリエステルは質が良く見た目には正絹と変わりません。

ビビネコが「絽」の長襦袢を着たところ。テクニック要らずでキレイな衿元。

半衿は「塩瀬か縮緬の白」です。

ビビネコは20年間毎年、茶道の講習に行っています。見ているとほとんどの方が「白の塩瀬」。
縮緬の方は見たことがありません。縮緬はOKなのですが、目立ちたくない方は「塩瀬」が無難です。

半衿についてはこちらで詳しく解説しているので、興味のある方はどうぞ。

長襦袢には一部式と二部式ありますが、どちらでも良いです
自分が着やすいものを選びましょう。

茶道で着る夏用長襦袢の条件

7月、8月は着物は「絽」。
6月、9月は着物が「単衣」になりますね。

気温によりずれますが、基本7月~9月は長襦袢も夏物を着用します。

茶道で着る夏用長襦袢の条件
  • 身頃は白か淡い色の「絽」
  • 素材は正絹かポリエステル
  • 半衿は絽塩瀬か絽縮緬
  • 一部式でも二部式でも可

夏物になって変わるのは、身頃と半衿が「絽」になることだけです。
「半衿」と「袖の振り」は他の人から見えますので、ここはキッチリと「絽」を用意しましょう

ビビネコが思う快適な長襦袢の条件

  • 自宅の洗濯機で洗える
  • アイロン不要
  • 衿がキレイに着られる
  • 蒸れない
  • 裾さばきが良い
  • ハンガーに掛けて保管できる

正絹の長襦袢は肌触りも良く、裾さばきも素晴らしい。

しかし「自分で洗えない」のが最大のネック。
(ビビネコは縮むのを分かった上で自分で洗い、お稽古に着ます。その記事はこちら↓↓↓)

茶道は火を使うから冷房を入れていても暑い!冬も暑い!
そして緊張するから汗もかきます

クリーニング代を節約したい方は、洗濯機で洗える長襦袢を使いましょう

全ての条件をクリア、茶道に最適な長襦袢3種

ビビネコがヘビロテしている袷と単衣

上の条件を全て満たした長襦袢の一枚目がこちら。
10月~5月、袷の時期の無双袖(むそうそで)長襦袢です。

半衿を付けたまま、洗濯機で普通の洗剤を使って洗える
乾くのが早くてアイロン不要、シワ無くそのまま着られます。

「紙人形仕立て」という特殊な仕立て方で、着付けに慣れていなくても衿がキレイに着られます。
ポリエステルの中でも東レのシルックなので裾さばきが良く、蒸れません。

衿芯は入れても入れなくても良く、フォーマル、カジュアル両方OK。
ビビネコは、夏以外の茶道のイベントはこれ一枚ですべて乗り切っています

二枚目はこちら。
6月、9月の単衣の時期に着る「半衿は塩瀬、身頃・袖が単衣」の長襦袢です。

袷用の長襦袢と違い、身頃と袖に裏地がありません。さらに、生地には爽竹という竹繊維を混ぜてあり涼しい。

奥が無双袖、点前が単衣の「さざ波」

6月、9月の単衣用ですが、衿は塩瀬なので袷の時期の暑い日にも着られます。
5月、10月には特に快適。
6月の暑い日、7、8月には「絽の半衿」の「絽の長襦袢」を着ます。
詳しい解説を見たい方はこちらの記事へどうぞ。

3枚目は7月、8月の盛夏用「絽の長襦袢」です。
衿は「絽塩瀬」、身頃と袖は「横絽」。生地は「爽竹」入りで涼しい。
正直、この長襦袢以外買う必要が無いです(笑)こちらに詳細を解説しています。

画像はビビネコが使っている絽の爽竹長襦袢。
ハンガー収納でも型崩れしないので、洗濯して乾いたらそのままクローゼットに入れられます。
たたまなくて良いのが最高!

ビビネコは一年中茶道のお稽古や講習があるため、3枚全て使っています。
どれも快適なので、購入を後悔したことは一度もありません

しかし「高いし、2枚で何とかしたい」という方は、夏用+単衣用もしくは無双袖のどちらかでも大丈夫!
皆さんの茶道ライフに合わせて購入して下さいね。
くれぐれも、他の安価なポリエステル長襦袢は買わないように!全然品質が違うので絶対に後悔します。

まとめ

絽の半衿のアップ画像。適度に張りがある。

いかがでしたか?
茶道のお稽古にはどんな長襦袢でも良いのですが、お茶会や講習会にはきちんとした装いをしたいですよね?

茶道で着る長襦袢の条件
  • 身頃は白もしくは淡い色
  • 素材は正絹かポリエステル
  • 半衿は塩瀬・縮緬の白
  • 一部式でも二部式でも可
茶道で着る【夏用】長襦袢の条件
  • 身頃は白か淡い色の「絽」
  • 素材は正絹かポリエステル
  • 半衿は絽塩瀬か絽縮緬
  • 一部式でも二部式でも可

これらの茶道に着る長襦袢の条件を考慮して、さらに

  • 着付けが楽で
  • 誰でも衿がキレイに仕上がって
  • 自宅の洗濯機で丸洗いできて
  • アイロン不要で
  • 涼しく、蒸れなくて
  • 裾さばきも良くて
  • ハンガー収納できて
  • 10年以上着られる

こんなに快適に過ごすことができるのは、

紙人形仕立ての「東レシルック」「爽竹」の長襦袢

これしかありません。
茶道を20年続けているビビネコが保証します。
迷っている方は、どれか一枚でも良いので試してみて欲しい!
「もっと早く買えば良かった」と言ってもらえる自信があります。

長襦袢を洗えない、クリーニング代がかかるというストレスから解放されて、清潔で気持ちの良い茶道ライフを送りましょう!

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