こんにちは!
茶道のお稽古で、毎週着物を着ること20年のビビネコです。
ご訪問いただきありがとうございます!
皆さんの参考になる内容は何だろう?と毎日考えながら記事を書いています。
着物離れが起こって久しい今、お若い方から子育てが終わって自分の時間を楽しんでいる方まで。
着物を身近に感じ、その美しさを楽しむ方が増えてきてくれたら嬉しいなあと思っています。
今回は、「着物を持ち運ぶバッグ」について。
着物を持ち運ぶ必要がある時、専用に作られたバッグがあると便利です。
しかし、これは全員買う必要があるのか?
答えはNoです。
数回しか使う予定が無い、これから先持ち運ぶ必要があるかどうか分からない。
そんな方は買わなくても大丈夫ですよ。
この記事では、着物バッグが必要で、買う予定のある方にはおすすめ品を。
買う必要のない方には、代用する方法を紹介してゆきます。
皆さんに合ったほうの記事をご覧になってみて下さいね!
また、「着物を持って旅行先で着たい」「着物を着て旅行したい」場合は、スーツケース、キャリーバッグを使用した持ち運び方法について、別に記事を書いていますので、こちらを参考にして下さいね!
着物を持ち運ぶためのバッグ
買うなら着物がシワにならない、防水仕様のハードケースがおすすめ
ビビネコは、茶道のお稽古で毎週着物を着ています。
最近はお稽古の場所が多少近いので、自宅で着て行きます。
一時期、お稽古場が自宅から遠くなった時に着物を持って行ってました。その時に購入したのがこちらの着物バッグです。
ビビネコが購入した時はネイビーがあったので、それを10年以上愛用しています。
他にも似たようなバッグがありますが、この製品は非常にしっかりした作り。
防水のハードケースなので、安っぽくなく上に何か乗っても型崩れがありません。黒なら、男性が持っても大丈夫ですよ。
持ち歩く必要がない時も、自宅で基本の着付けセットは常にこの中に入れておき、着物、帯、小物だけを着る都度用意するといった具合に活用しています。
タンスなどに、着付けセット専用スペースを作るのと同じ感覚ですね。
洋服と兼用できるバッグもおすすめ
この先そんなに頻回には使わないなら、スーツ用のガーメントバッグとしても使用できるものがおすすめです。
こちらの黒のバッグはキルティング加工されていて、洋服で持っても違和感がありません。
少し柔らかそうなので、着物、帯は風呂敷などでしっかり包んで入れる方が良さそうです。
こちらも、洋服に持てますね。着物を持っている感はありません。男性が持っても良さそうです。
底に「びょう」があるので、縦にしたまま自立するのは便利ですよ。
専用のバッグが無いなら、他のもので代用可能!
専用バッグが必要ない方は、大判の風呂敷やボストンバッグで代用できます。
風呂敷を使う
風呂敷で包む時は、持ち運びやすいようにある程度の大きさに着物や帯を畳みましょう。
順序としては
- 着物は、2つ折りにしたあとさらに3つ折りにする。もしくは3つ折りにしたあと、さらに2つ折り。
- 帯はたとう紙から出して、さらに2つ折りにして着物に重ねます。
- そこに小物や肌着などを全て挟み込む、もしくは上に重ねる。
- 風呂敷でしっかり包み、結びます。
草履は別袋に持つ形になります。
風呂敷は、90×90cm~110×110cmが使いやすい大きさ。
着物と帯、肌着類も全てなら、110×110cmが安心。
風呂敷自体はかさばらないので、保管もしやすく数枚持っていると非常に便利です。
ボストンバッグや旅行バッグを使う
ボストンバッグや、一泊程度の旅行カバンに入れても全く問題ありません。
その時は、着物が中で移動して変なシワが付かないように、風呂敷で包んで固定してから入れると良いですよ。
実際ビビネコも、着物バッグを買うまではそんな風にして持ち運んでいました。
キャリーバッグ(スーツケース)を使う
着物、帯はかなり重いので、複数枚持つなら思い切ってキャリーバッグが良いです。
風呂敷で包んでから中のベルトでしっかり固定すると、縦になってもぐちゃぐちゃになりません。草履も一緒に入ります。
今回は着物を運ぶバッグとして紹介していますが、着物を着てキャリーバッグを引くのも大丈夫ですよ。
着物や袴を着ている時は、肩に重い荷物は掛けられません。なので、荷物がちょっとでも多くなりそうなら、無理せずキャリーバッグを使いましょう。
着物をスーツケースやキャリーバッグに詰める方法も解説!
旅行で着物を着るなら、こちら↓↓↓の記事を参考に!
その他のバッグを使う時は、重さに耐えられるものを
着物一式が入って、重さに耐えられるならどんなバッグを使っても構いません。
それこそ決まりなんて無いのです。
注意するのは、中で着物が動いてシワにならないようにすること。
でも実際、多少よれたりしても、持ち運びの時間程度でそんなにキツイしわが入ったりしません。
着物専用のバッグに入れたとしても、小さく折り曲げてギュウギュウになってます。
要は、現地に着いたら中の着物や帯を出し、伸ばしておくことの方が大事かなと思います。
あとは、着た後に汗を飛ばし、きちんと折り目正しく畳んでしまう事。
それを守れば、持ち運びにそこまで神経質になる必要は無いと思います。
たとう紙ごと持ち運ぶ必要はない
余談になりますが、着物バッグのレビューに時々「たとう紙がぐちゃぐちゃになって最悪だった」などとあります。
大きな箱に入れて送るならまだしも、バッグに入れて持ち運ぶのです。
たとう紙ごとバッグに入れれば、それはぐちゃぐちゃにもなるでしょう。
たとう紙は、保管する時に使うもの。
持ち運びの時には不要です。
なので皆さんは、着物と帯はたとう紙から出し、風呂敷に包んでからバッグに入れて下さいね。
そうする事で、風呂敷がしっかりと着物、帯を固定してシワを防ぎます。
風呂敷自体はシワに強いので、帰ったら畳んでしまうだけですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、着物を持ち運ぶためのバッグについて解説しました。
一言でまとめると、
「頻繁に使う人は買う、それ以外の人は着物が入るサイズのバッグで代用すればよい」
「風呂敷は、どんな時も着物の持ち運びに便利なので、一枚は買った方が良い」
になります。
着物は、着るとなると必要なものが季節ごとに色々出てきます。
専用のものが絶対必要な時以外は、手持ちのものを上手に生かして楽しんで下さいね!
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