【着物の裾を汚さない!】雨コートの選び方と着物の衿・裾汚れ防止法を解説!

着物の裾を汚さない!雨コトの選び方と着物衿・裾汚れ防止法! 着物
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着物を着るようになると、どうしても必要になってくるのが着物や帯を雨から守る雨コート。
絹は水に濡れるとシミになったり縮んだりしてしまうので、傘だけだと不十分なんです。

しかし、いざ買うとなると結構なお値段だし、種類もたくさん…。
どうせ買うなら、種類や特徴を押えて納得して購入しましょう。
雨コートは、一枚持っているとお出かけ時の急な雨や、大事な着物を汚れから守りたい時に役立ちます。決して買って損は無いですよ!

そして、コートを着た時の着物の衿、裾の汚れ防止のひと工夫も紹介します!
最後まで見ていって下さいね。

    

着物用雨コートがあれば、雨の日でも着るのをやめる必要なし!

「着物でお出かけしようと思っていたのに雨予報…。残念だけど着物着るのやめようかな…。」
雨の日って、そう思ってしまいがちですよね。
でもせっかくの着物を着るチャンスがもったいない!こんな時、雨コートがあれば解決できます!

「コート着ても、雨で裾が汚れちゃったら嫌だし…」
大丈夫です!裾が汚れない方法をお教えします!

ビビネコは茶道で着物を着るため、雨でも関係なし。行事には着物で参加しなければいけません。
ものすごい台風だったら洗える着物を着るしか方法がありませんが、普通の雨なら十分対処できます!

二部式と一部式、使いやすい方を選ぼう

ビビネコは、つい最近まで二部式の安いポリエステルのコートを使っていました。
その当時は、既製品にあまり種類が無く、身長が低いビビネコ(154センチ)には丈が合わなかったため、二部式を選びました。この、「身丈を選ばない」というのが、二部式の最大のメリットです。そして雨じゃない日に上だけを着るという着方ができます

しかし最近になって、どうもコートの下部分(裾除け部分)が滑って落ちやすく、歩いている時に裾を踏んでしまうので、新しく一部式のコートを購入しました。

すると、もちろんですが一部式コートで丈が自分にピッタリなので裾を踏む事もありませんし、着る時も一枚を羽織って留めるだけなので楽

そして、馬鹿に出来ないのが畳むときの手間です。二部式だとそれぞれ畳んで、まとめて…と手間がかかりますが、一部式は袖畳みで簡単にたためます

好みですが、ビビネコは両方使ってみた結果、一部式の方が使いやすいと感じています。

身丈の長さをしっかり確認し、必ず裾まで長さがあるものを買う

一部式の雨コート


身丈寸法は、身長から25センチ引いた長さが目安になります。着物のようにおはしょりが無いので、着方で丈を調節する事ができません。

自分の身丈を測り、必ず裾まで長さがあるものを購入しましょう。あまり短いと裾が覆われないので汚れやすく、長すぎると裾を踏んで歩きにくくなってしまいます。また、後ほど説明しますが、着物をたくし上げる時にもコートの長さが重要になってきます。

なので上記の目安と、メーカーが用意しているサイズ表をよく確認して購入しましょう。着物や長襦袢より下までの長さが必要です。

もし買ったものが長かった場合は、自分で縫い上げるか、代金は発生しますがお店に持ち込んで裾上げしてもらう事も出来ます。

二部式の雨コート

着付けで調節できるので、身丈を気にする必要はありません

正絹、ポリエステル両方に良い点がある

正絹の雨コート

雨コート用に撥水加工された正絹の反物で、自分サイズに仕立てられたらとても素敵です。
やはり正絹の質感とツヤが品良く、静電気も起きません
正絹のコートをお持ちの方はそれを着る、「やはり自分サイズで正式なものを着たい!」という方も、正絹でお仕立てしましょう。
デメリットは、正絹だと定期的なお手入れは着物屋さんのクリーニングが必須でランニングコストがかかる事です。

ポリエステルの雨コート

ビビネコはポリエステルでも十分かなと思っています。
雨の日に着るものですから、もちろん濡れますし、裾には泥が付く事もあります。
ポリエステルなら自宅で洗濯できるのでコスパも良く、保管も楽です。

ただ注意して欲しいのは品質の良い物を選ぶこと
ビビネコが最初に買った3000円程度の二部式雨コートは、品質が良くありませんでした。

静電気がひどく、色も良くない、ペラペラ、テカテカでいかにもカッパ感がある。生地が滑るので、裾除けがずり落ちてくる、という状態。

初めはあまり気にしていなかったのですが、今回新しくコートを買い、その品質の違いに驚愕しました。ポリエステルでも質感は正絹と大差ありませんし、静電気も起こりません。東レさんの技術は凄いですね。

既製品でも十分使い勝手が良い

昔は着物もコートも、自分サイズに仕立てて着るものだったようです。
しかし、今は既製品でもサイズ展開が豊富。なので、こだわりが無くて自分に合ったサイズがあるなら、既製品でも十分ですよ。
ただし質の良い物、縫製がきちんとしている物を選びましょう。

コンパクトに畳めるものの方が使いやすい

コンパクトに畳めると、旅行などで着ずに持っていく必要がある時、また普段の収納にも便利です。
きちんとした正絹の雨コートは、着物と同様にたとう紙に入れて保管しますよね?

あるあるなのが、急に必要な時どこにしまったか分からず、探すのに一苦労…。
小さな付属のポーチに入れたコートなら、保管場所を選びません。

衿の形の「格」について

あくまで雨カッパなので、衿の形は好みで選びましょう。

今後、冠婚葬祭にも着物を着たいと考えている方は、黒や紺の道行衿のコートを選んでおくと間違いありません。コートでは道行衿が一番格上なため、どこに着て行っても大丈夫です。

「荒川」格子プレタ道行


しかし、普段着用ならどんな衿でも構いませんよ!こんな感じの衿なら、寒い日にもモダンでおしゃれに決まります。
着丈が選べて、衿がおしゃれなデザインの雨コート↓↓↓

「おとづき商店」身丈が選べる一部式雨コート

着物をたくし上げられる様、透けない色、素材を選ぶ

検索してみると、色も素材も様々ですね。基本好みの物を選ぶと良いのですが、透けるものはできれば避けましょう。
後ほど紹介しますが、裾汚れ防止のために着物をたくし上げる場合、透けるコートだと中が見えてしまいます。

雨コートは季節関係なし

雨コートは、一年中同じものを着られます。季節ごとに用意しなくて良いので楽ですね。
いかにもカッパでなければ、塵除けとして雨の日以外にも着られます。ホコリや汚れから着物を守ってくれますよ。

雨の日は腰ひも・クリップで着物の裾を上げると汚れない

雨の日には、裾が汚れるのを防ぐため、コートの中で着物の裾を上げて腰ヒモか着物クリップで帯に止めてしまいましょう。車の乗り降りも、裾を上げておくと汚れませんよ。

腰ひもとクリップ、どちらでも構いませんが、クリップの方がずり落ちる心配が無く、裾を上げるときも素早くスマートです。

家で裾を上げる時は、コートを着る前に上げて大丈夫です。外出先では、まずコートを羽織ってから上げましょう。そうすれば、周りの方に長襦袢を見せずに支度ができます。

まず、上になっている方の裾を持ち上げ、

着物クリップで帯に留めます。

画像が反転していますが、反対の裾も持ち上げ、もう一本着物クリップを使って帯に留めます。
この状態でクリップでは無く、腰ひもを回して結んでも良いです。落ちて来ないように、適度にしっかりと結びましょう。

そうすると膝あたりで裾が織り上げられ、長襦袢が下から出ている状態になります。

後ろから見た状態。帯の上に裾が来ています。

上から雨コートを着ると、中がたくし上げられているのは分かりませんね。この時大切なのはコート丈が足首までである事。短いと長襦袢が見えてしまいます。

大判ハンカチ・スカーフで衿の濡れ、汚れを防ぐ

また、コートは着物の衿部分を覆いません。車の乗り降りで傘を閉じる時に、衿に雨が当たってしまう事があります。

そんな時に便利なのが、薄手で大判のハンカチやスカーフです。着物の衿を覆う様にかぶせて使います。ファンデーションによる汚れの防止にもなります。おしゃれ手ぬぐいでもOKですよ。

こちらは大判ハンカチ。三角に折ります。スカーフや手ぬぐいは長さがあるので、縦に細長くなるように折りましょう。

襟足の着物を覆うように、ハンカチの三角部分を掛けます。今回はコートを着たあとに掛けましたが、コートを後から着て、ハンカチが中でも良いです。

前もこのような感じにハンカチで衿を覆います。端をコートに挟み込むと安定します。化粧品汚れが付くのも防いでくれますよ。

最近購入したコートのご紹介

先ほども述べましたが、最近購入したコートがとても良いのでご紹介しますね。
街着屋のおでかけ雨コート 茄子紺」です。
ビビネコは身長154センチでSサイズがピッタリでした。着物によっては裄が若干短めなので、Mサイズでも良かったかもしれません。

おすすめポイントは、優れた撥水加工、フシ感のあるしっかりした生地であること。
色合いは落ち着いていて、静電気が起こりません。道行衿ですが、スナップが大き目で外れにくいので、「こっちのスナップを留めたらアッチが外れて、それを留めたらコッチが外れる」みたいなことが無いです(笑)これ、イライラしますよね。

また共布のポーチが付いていてコンパクトに保管でき、とても使いやすいですよ!気になった方は覗いてみて下さいね。

二部式なら、こちらが東レの素材で静電気が起きる事も無く、紬風生地で良い物ですね。

まとめ

以上、着物の雨コートについて、それぞれの特徴と選び方、また衿・裾汚れの防止法について解説しました。
メリット・デメリットは以下になります。

メリットデメリット
一部式着やすい、畳みやすい、着姿がスッキリしている身丈の合った物を選ぶ必要がある
二部式着付けで身丈を調節できる、上だけでも着られる安い物は裾除けがずり落ちる、着る・たたむのが面倒
素材正絹質感が最高、品があるお手入れにお金がかかる、保管に気を使う
ポリエステル自分で洗濯できる、コンパクトにたためて保管が楽安い物は静電気がひどく、質感がカッパ
仕立て方お仕立て自分サイズで快適高い
既製品サイズをきちんと選ぶ必要がある安い
衿の形道行衿冠婚葬祭でも対応できる若干着るのに時間がかかる
それ以外好きなデザインが選べる冠婚葬祭には基本不向き
濃い色透けない、汚れが目立たない可愛さに欠ける
薄い色好きな色が選べる透ける事があるので注意

また、衿・裾汚れ防止法としては

  • 着物の裾汚れ防止には、コートの中でクリップや腰ひもで裾を上げる
  • 着物の衿の濡れ、汚れ予防には大判ハンカチかスカーフで衿を覆う

になります。

以上のポイントを押えて雨コートを選べば、雨の日も快適に着物でお出かけができますよ!
素敵なコートを選んで、雨の日も楽しく着物を着ましょう!

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