
今使っている掃除機が壊れちゃったのよ。うちは猫を飼っているのだけど、フィルターに猫砂の粉塵がいっぱい付いちゃって。新しい掃除機を買おうと思うんだけど、猫の毛も猫砂も良く吸い取るおすすめの掃除機ってないかしら。
今回はこんな方に向けて、おすすめの掃除機の種類とその理由を解説します!
最後にビビネコ家で使っている掃除機も紹介しますね。
本記事の内容
- 猫を飼っていると掃除機が壊れやすいのは、猫砂の粉塵が原因
- 定期的な掃除にはキャニスター式紙パック掃除機が良い
- 猫飼いさんは、掃除機を2台体制にするのがおすすめな理由
- 2台目は、ちょこちょこお掃除に最適なコードレスハンディクリーナー
- 掃除機を選ぶときに注意したいポイント
- ビビネコ家で使っている掃除機は三菱BeーK紙パックとシャークハンディ
ビビネコの家も猫2匹がいるため、掃除機を酷使しています(笑)掃除機も今まで2台ダメにしました。
その経験から、これは良い!と思った物、失敗した事、買う時に注意しないといけないなと思った点など、順に解説してゆきます。
高い掃除機も、せっかく買ったのにすぐに壊れてしまったらガッカリですからね。

皆さんの生活スタイルと照らし合わせながら、見ていって下さいね!
猫飼いの掃除機が壊れやすいのは、猫砂の粉塵が原因

サイクロン掃除機を使っている方、ゴミを捨てるとフィルターやダストパックにびっしりと粉が付いていて、うんざりしませんか?
あの粉は猫砂の粉塵。フィルターの目詰まりを起こして、モーターに負担をかけます。普通の粉ならまだしも、猫砂の粉塵は水分を吸って固まるのでさらにやっかい。
目詰まりすると、吸引力が落ちるので、今度は普通のゴミ、猫の毛などは吸わなくなってイライラ…。
モーターが頑張れば、当然電気も余計に使いますから充電器の寿命も短くなります。それではせっかく買った高い掃除機も、あっという間に壊れることに。
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毎日の掃除にはキャニスター式紙パック掃除機

キャニスター式掃除機は圧倒的に長寿命
世の中、スティック掃除機が大人気ですね。しかしビビネコはキャニスター式掃除機を強くおすすめします。理由は
- 充電器が無いので長寿命
- 使用中に電池切れになったりしない
ビビネコも大手メーカーのスティック掃除機を使った事がありました。
3回に1回はダストカップ、フィルターを丸洗いしてきっちり乾かし、2つの充電器を交互にまんべんなく使うように心がけて…なのに、1年しか持たなかったのです!
メーカーに持ち込み一度は保証で直してもらいましたが、またすぐに故障。掃除機自体は壊れていなくても、充電ができなくなってしまうのです。
職場でも某有名メーカーのスティック掃除機を使っていましたが、やはり充電ができなくなる。
何万も払って1年しか使えないのでは、もう不良品じゃないかと思ってしまいます。
それに懲りたビビネコは、キャニスター式掃除機を購入。もう10年以上使用していますが、毎日快調です。
紙パック交換はフィルター交換しているのと同じ!
キャニスター式掃除機を買う時に悩んだことがもう一つ。サイクロン式か、紙パック式か。
サイクロンの方が優越感を得られますが、絶対に紙パック式がおすすめです。
- 紙パックを交換すると、フィルター交換しているのと同じことに!
- ゴミ捨ての時、ほこりが舞いにくく、捨てるのが楽。
- 面倒なフィルター掃除、ダストカップのお手入れが一切要らない
猫を飼っていると猫砂の粉塵がフィルターやダストカップに付きますよね?それをこまめにお手入れしないと、掃除機の寿命が短くなってしまいます。
しかし紙パックならお手入れが要らないばかりか、紙パック交換=フィルター交換なのです。
紙パック式の吸引力は言うほど落ちない

紙パック式を検討するときに言われるのが、「ゴミが溜まってくると、吸引力が落ちるのではないか」ということ。
断言します。吸引力、全く落ちません。日本の掃除機最高です。
確かに、紙パックから溢れるほどゴミを溜めてしまったら吸引力は落ちます。しかし普通に紙パックを交換すれば、最高の吸引力を保ってくれます。
猫砂も猫毛も良く取れる吸込仕事率は、500W以上
いくら長持ちしても、そもそもゴミを吸う力が弱い掃除機はダメ。
ビビネコが使っている掃除機の吸込仕事率は500W。十分な吸引力で、ストレスなくお掃除ができます。モーターに強いと言われる日立は、さらに上の620Wも発売されています。
猫飼いは吸込仕事率500W以上の掃除機が必須!!
粉塵を吸い込んでも壊れないのは
粉塵を吸い込んでも壊れないためには、ある程度強いモーターを搭載している必要があります。
- 大手電気屋さんのお墨付き、ビビネコ家先代掃除機モーターの日立
- ビビネコ家愛用、全てにバランスの良い三菱
この二つのメーカーは使用経験済み!そう簡単には壊れないのでおすすめです。
猫の毛掃除に、パワーモーターブラシは必須
あなどってはいけないのが、ヘッドブラシの種類。
自走式かどうか | どちらでも良いが、自走式の方が軽く進む |
エアータービンブラシかパワーモーターブラシか | 絶対にパワーモーターブラシ |
ブラシのお手入れ | 毛が絡みにくく、ゴミを取りやすいほうが良い |
- 自走式…床にヘッドを置くと、自動でスイスイ進むので手や腕に負担がかからない
- エアータービンブラシ…吸引した空気の力を利用してブラシを回転させてゴミを取る。ヘッドを軽量化できるが、ゴミのかきとりが弱いので、猫毛、猫砂を取り逃しやすい。
- パワーモーターブラシ…ヘッドにモーターが搭載されていて、電気の力でブラシを回転させてゴミを強力にかきとります。フローリングにも使えますし、じゅうたんや畳ではそのパワーが存分に発揮されますよ。ヘッドが重くなりがちですが、メーカーにより差があります。
- 床ブラシ(フロアブラシ)…モーターも回転ブラシも無いタイプです。キャニスター型でこのタイプのヘッドを選んではいけません。
本体もハンドル、ホース、ヘッドも軽い方が掃除が楽!
機能ばかりに目が行きがちですが、「軽さ」はとても大切な要素。そもそも、重いと掃除機を出さなくなる。これはスティック掃除機も同じです。ビビネコは店頭で重さを確認して、軽くて小さい掃除機を購入しました。
「キャニスタータイプなら、重さはあまり気しなくても良い」という記事もありますが、ダメです!重いと仕舞いっぱなしになります!軽いものを選んで下さい!
基本の性能が良くて軽い!それが理想的な掃除機です。
本体重量2.5kg以下なら、掃除がおっくうにならない
フラットヘッドなら家具の下にも入る
できればヘッドとホースがフラットになって、ベッド下を掃除できるのがベスト。猫の毛は至る所に入り込みますからね!
猫飼いさんは、掃除機を2台体制にするのがおすすめな理由
掃除機でキレイにお掃除した直後に、ネコがトイレから出てきて床に砂がバラバラ…
あ~、せっかく今掃除したところなのにー(涙)。よくありますよね。
こんな時、2台目のサブ掃除機を用意しておくことでイライラせずに問題が解決します。
2台目は、ちょこちょこお掃除に最適なコードレスハンディクリーナー

ほぼ猫砂専用にハンディクリーナーを用意するとストレス知らず!
大きい掃除機を出す程ではないけど、手で拾うにはちょっと面倒…
他はきれいなのに、猫トイレの周りだけ猫砂が飛んでいる…
そんな時はハンディクリーナーを使いましょう。さっと手に取って、吸い込んだらまた戻して終わり。とっても簡単です。
猫砂がしっかり吸える吸引力のものを
ハンディクリーナーは、デザインばかりで吸引力が今一つなものも。必ず猫砂を吸いきれる吸引力のものを選びましょう。
猫砂を吸うだけなら、モーターブラシやエアータービンの必要はありません。かえってそれだと重くなってしまうので、ただひたすら砂を吸えるかどうか。ここに注視しましょう。
フィルター掃除が簡単じゃないと手入れしきれない
フィルター掃除が簡単なもの、構造が簡単なものが扱いやすいです。猫砂の粉塵も一緒に吸う事を考えて確認して下さい。
ワンタッチでゴミ廃棄できるものが良い
ハンディでも紙パックの製品がありますが、それは不要とビビネコは考えます。
ササッと掃除をして、その手ですぐゴミをワンタッチで捨て、フィルターもちょっと拭いて仕舞う。それが掃除機を長持ちさせるコツです。
繰り返しの充電に耐えられる掃除機を
充電式のコードレスクリーナーには、すぐに充電ができなくなって使えなくなる粗悪な製品が多い。口コミをしっかりチェックして、長く使える製品を選びましょう。
保管時に邪魔にならないものを買う
いくら小さくても、保管が上手くできないとストレスに。スタンド式の充電ドックがあるのが理想的です。ビビネコ家で使用中のシャークハンディクリーナー。実際の使い心地、詳しい内容はこちらへどうぞ。
掃除機を選ぶときのポイント
スティック掃除機だから頻繁に掃除をするとは限らない
大人気のスティッククリーナー。おしゃれですし、さっと手に取ってお掃除できるとコマーシャルされています。
キャニスター式の掃除機より取り廻しやすいのは確か。コードが無いので、他の部屋に移動する時にコンセントを差し替える必要ありません。
しかし、猫砂だけのためにスティック掃除機持ってくるのは面倒なんです。某有名メーカー掃除機なんて、結構重いんですよ。結局一日一回の掃除にしか使わないなら、キャニスター式の方が良いです。
サイクロン型は、猫砂の粉塵でフィルター、ごみ受けの掃除が恐ろしく面倒
絶対にサイクロンが良い方はそれでいいのですが、ビビネコは紙パック派です。
以前に使っていたサイクロン式のスティック掃除機。猫砂の粉塵でフィルター、ダストカップの掃除が大変でした。
「毎回丸洗いできるので、きれい好きの方におすすめ!」って、毎回洗います?
「フィルター、ダストカップの掃除不要!」の方が現実的だと思います。
コードレス掃除機は使用頻度が低くても充電器が先にダメになる事が多い
すごい機能があっても、見た目が素敵でも、充電器が弱って吸い込まなくなったら使えません。口コミを必ずチェックしましょう。
ビビネコ愛用、三菱BeーK紙パックとシャークハンディ
ビビネコ家で活躍中、長く使える性能の良い掃除機を紹介します。
三菱BeーK紙パック

ビビネコ家のBe-Kは2015年製なので、もう10年使用しています。全く吸引力が落ちず、最高に使い勝手が良いです。
本体もヘッドもハンドルも軽い、吸引力500Wで快適、モーターブラシでカーペットにも強い、紙パック式とパーフェクト!
詳しくはこちらで解説しています。↓↓↓

シャークハンディ

ビビネコ家で使用している猫砂は「猫砂エンドウさん」。この猫砂なら、スイスイ吸い取ってくれます。フィルターが金属製で、ティッシュでさっと拭き取るだけでお手入れも簡単。
ビビネコ家のシャークは型番が古くてこちらでした。↓↓↓

もし今の2台が壊れてももう一度同じシリーズを買いたい
スティック掃除機を使用していた時は、あまり吸わないのに音が大きい、意外と場所を取る、すぐダメになるでストレスでしたが、今の2台体制にしてからとても快適です。もし壊れた時は、またこのシリーズを買います。
ちなみに、元気すぎるウチの猫が大量に猫砂を掻き出した時は「ほうき」を使ってトイレに戻します(笑)

まとめ:オススメする掃除機のポイント
- コード有りのキャニスタータイプ
- 紙パック式
- 本体重量2.5kg以下
- 吸込仕事率 500W以上
- パワーブラシ(モーターブラシ)
- フラットヘッド
- コードレスハンディクリーナー
- 口コミを確認して、充電器が長く持つもの
- フィルター、ダストカップの手入れが簡単なもの
- 吸引力が強いもの
新しい掃除機ほど、様々な機能を強調されがち。しかし正直、上の条件がクリアされれば十分です。たくさん機能が付いていても使いきれません。
猫飼いの皆さんは毎日お掃除大変!ストレス無く日々を過ごせるよう、良い掃除機を選んで下さいね!
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