【着物の補正】浴衣にも!100均のタオルで補正する方法を解説!

【着物の補正】浴衣にも!100均のタオルで補正する方法を解説! 着物
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専用の補正が無くても大丈夫

着物や浴衣って、補正はした方が良いようだけど、やり方が分からない。自分で作れる?
そんな方に向けた記事です。

専用の補正肌着もありますが、それを使わなくても補正はできますよ!
そして、この補正は浴衣にも応用できるんです!
今回は、

  • 100均の商品で腰の補正グッズを作る方法と使い方
  • 100均の商品をそのまま使って腰の補正をする方法
  • ハンドタオル、ハンカチで簡単に胸元の補正をする方法


をお伝えしたいと思います!

100均の商品で腰の補正グッズを作る方法と使い方

タオル2枚と綾テープ1本を購入しよう

タオル2枚綾テープを購入しましょう。
今回は試しにボディタオルも一緒に2枚購入しています。

綾テープの代わりにもし余っている腰ひもがあったら、それを使用してもOKです。(ただし、半分にカットします)

2種類の補正グッズを作ってみます。皆さんはどちらかで良いですよ!

便利な補正グッズの作り方

タオルを2枚重ねて広げます。
ある程度厚みを持たせるためです。もともと厚地のタオルなら一枚でも構いません。

ボディタオルも同じように2枚重ねて広げました。

3つ折りにします。補正したい幅に調整して下さいね。

このように、真ん中だけ幅広にすることもできます。

ボディタオルも3つ折りにします。すべるので、きっちり合わせて畳みましょう。

そのままだと長いので、端を折り返します。長さは65~75センチの間で、ウエストに巻いてみて合わせましょう。

今回は、70センチにしています。
肌襦袢の上から巻いて、両端がギリギリ重ならない長さにしましょう。重なると、ゴロゴロと肌に当たりますので。

綾テープを半分に切り、タオルの両端に縫い付けてゆきます。上のシマのタオルは折り返していないので、中に入れ込んで縫えますね。縫い目が荒くても見えなくて良い感じに仕上がります。

三つ折りにした部分も、縫い留めましょう。今回は見やすいように黒い太い糸を使っていますが、皆さんは縫い目が見えない糸で、ほつれてこないように縫って下さいね。

真ん中を縫わずに開けておくと、ハンドタオルを入れて補正を足せるように作る事も出来ますよ。

↑ボディタオルは折り返しているので、それを留めるように縫い、綾テープも内側になる面に付けましょう。

→体に巻いたとしたら、後ろはこんな感じになります。

実際巻いて紐を結ぶとこんな感じ。

シマのタオルの方も同じように巻けます。

お腹側で結んでも、背中側で結んでも構いません。

普通のタオルとボディタオルの違い

普通のタオル厚みがあって滑りにくく、補正しやすいです。欠点は、暑い事洗濯した時に乾きにくい事
ボディタオルは、メッシュなので割と涼しく、洗濯してもすぐ乾きます。欠点は、紐を強く結ぶとせっかくの厚みがつぶれてしまいます。また滑るので縫いにくいです。
優先順位を考えて選択しましょう。

100均の商品をそのまま使って腰の補正をする方法

縫わずに、毎回タオルを広げ、畳んでヒモで押さえて結ぶ方法もあります。

シマのタオル2枚を二つ折りにします。(三つ折りでもいいです)
反り腰で、腰部分が足りない人は、追加で薄手のタオル一枚を四つに折って用意します。
猫のしっぽはお気になさらず(笑)

四つ折りのタオルをタテにして、そこにシマのタオルを載せます。

シマのタオルを挟むようにして白いタオルを折ります。腰ひもを一本用意します。(100均の綾テープだとちょっと短いかもしれません)

腰ひもを後ろから当てます。

あとはそのまま腰に当てて、紐を結びます。

後ろから見た様子。この白いタオルがあると、帯が下がってきませんよ。

着物の補正の順序

和装ブラ+ショーツ➡肌襦袢+ステテコ(着物スリップでもOK)➡ 補正 ➡ 長襦袢 ➡ 着物
あまり汗をかかなければ、補正は毎回洗濯する必要がありません。

浴衣の補正の順序

和装ブラ+ショーツ➡肌襦袢+ステテコ(浴衣スリップでもOK)➡ 補正 ➡ 浴衣

ちなみに胸が大きい方は、浴衣の時にも和装ブラをした方が帯に胸が乗らなくて若々しく見えますよ。
和装ブラに関する記事はこちら↓↓↓。着物も浴衣も和装ブラに関しては同じなので、一度読んでみて下さいね!

ハンドタオル、ハンカチで簡単に胸元の補正をする方法

ここまではウエストの補正をお伝えしましたが、胸元(鎖骨下、デコルテ)にボリュームが足りない時は、薄手のハンドタオルガーゼハンカチを肌襦袢と長襦袢の間に入れましょう。
こちらも100均で手に入ります。

見やすいように、長襦袢の上に乗せています。実際には肌襦袢と長襦袢の間に入れて下さいね。
V字に入れると、鎖骨下までカバーできます。

デコルテだけに入れても十分効果的ですよ。
長襦袢を着る時に挟みこむだけで、特に縫い留めたりヒモで押えたりしません。

着物も浴衣も、すべる肌着に注意!

肌襦袢やステテコは、最初は必ずしも着物用でなくても良いと思っています。
ただ気を付けたいのは、洋服用のサラサラ、スルスルのスリップ。
「すべって着付けがしにくい、着崩れやすい」ので、綿の肌着を着用しましょう。

まとめ

今回は、100均の商品で補正をする、というテーマで記事を作ってみました。
着付け教室に行くと、綿で補正する方法や、独自の補正グッズが販売されていたりします。もちろん、それは個人個人の体型に合わせた補正になるため、よりきれいな着付けには必要なのかもしれません。

しかし、洗濯できなかったり高額だったり、なかなかハードルが高いのも事実ですよね。
今回は100均の材料を使っていますので、お試しでやってみるのも良いかなと思っています。もし合わなかったら、普通の可愛いタオルとして使えますよ。

しばらくその補正で着てみて、本格的に専用の補正が欲しくなったら購入を検討しましょう。最近は良い商品が発売されています。
こちらは着物雑誌「七緒」にも紹介された補整パッドで、比較的リーズナブル。真夏には暑いかもしれませんが、着姿はきれいになると思いますよ。↓↓↓

他にもこのブログではビビネコが使っているものを紹介していますので、参考にしてみて下さいね。では、素敵な着物ライフを!

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