種類も値段も沢山ある和装ブラ。
その役割はバストの山をなだらかに整え、着物の着姿を綺麗にしたり、着崩れしにくくする事。
しかし、その使い心地や機能、見た目は意外に差があるのです。
「実物を見て買うか判断したい…」
そう思っても、呉服屋さんは近くに無いか入りにくい。大手の呉服屋さんでは種類が少ないか、見てみたい商品が無い…なんて事も。
ネットで買えるけど、下着だから返品できないし失敗するには高い…
これではなかなか購入する事ができません。
今回は、毎週着物を着て茶道のお稽古をしているビビネコが、評価も高く見た目も美しい「C‘EST MOI(セモア)和装ブラジャー」を実際に使ってみて、感想をレビューします。
セモア和装ブラの良い所、向いている人などを解説していますので、是非見てみて下さいね。この記事を読むことで、この商品が自分に最適か、判断できるようになりますよ!
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セモア和装ブラは、裏地が天竺綿で柔らかくかぶれない
表が繊細なレース、裏側は綿で柔らかい肌触り
タグが無く、プリント表示になっていますね
これまで主流だった安価な和装ブラに比べ、格段に素材が良くなっています。
今までは、裏も表も化繊で暑く、汗が溜まりやすい。かぶれや痒みを起こしやすい商品が多かった印象です。
ところがセモアの和装ブラは、表面は繊細なレースですが、内側が柔らかく肌触りの良い天竺綿。さらに、洗濯表示などがプリントでタグが無いので、チクチクする心配もありません。
また、アンダーのゴムが肌に当たらないので、さらに肌への刺激が少なくなっています。レースが直に肌に当たると痒みやかぶれ、こすれが不快という方もこれなら大丈夫。
実際ビビネコも夏場にこちらを着けてみましたが、かぶれやかゆみは全くなし。汗はかきますが、蒸れてかぶれる事もありません。
和装ブラの暑い、蒸れやすいが少ない
実は和装ブラ、夏場の暑さ・蒸れの原因になりがちなんです。
そのため「夏場だけは涼しさ優先でブラ省略」の方もいらっしゃる位。
でも、きれいに着物を着るなら、和装ブラをした方が良い…
セモアの和装ブラなら、その悩みから解放されるかもしれません!
どうしても、暑さや快適さの判断基準には個人差があるので、これでも暑いという方はいるでしょう。しかし、確実なのは「今までの安価な物よりは絶対に良い。」
これは実際に使ってみたビビネコが自信を持って言えます。
セモアの和装ブラは、脇から背中にかけてのパワーネット生地に触れた時、少しヒンヤリとします。これは、接触冷感のあるボディクール®生地を使用しているから。糸断面が「ひつじ雲」形状で毛細管現象を起こし、吸湿速乾性に優れているのです。
カップから脇までの天竺綿も、しっかり汗を吸ってくれるので、べたべた肌に張り付いたりしません。夏場の和装ブラをあきらめていた方も、一度試してみる価値がありますよ。
後ろの3段ホックなので、着脱しやすくアンダー調節も可能
フロントファスナータイプは、一見着脱が容易で良いように思えますが、難点もあります。サイズの微調整ができずにホールド感がイマイチという場合や、逆にきつくて苦しかったりします。
また、ファスナーが身体に当たらないように肌の面に生地が重なっています。これが胸の前面結構な範囲なため暑いです。全く通気性がありません。
セモアは、前面がフラットな一枚の布、後ろの3段ホックで調節できて重なり部分が狭いので暑さが抑えられています。
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後ろのくりが深いから、衣紋から絶対に見えない
和装用ではないスポーツブラやブラトップだと、物によっては背中がクロスになっていたり、くりが浅かったりします。すると、衣紋の抜き加減によっては見えてしまって格好が悪いのですが、セモアなら和装専用なのでそんな心配は皆無です。
薄くて軽く、着けているのを忘れる優しいホールド感
ホールド感はあまり強くありません。
「ザ・補整」という感じではなく、「やさしくフィットしながらなだらかに整えるブラ」という着け心地です。きつい補整が苦手な方、お若い方にはピッタリですよ。
かといって全く押さえてくれない訳ではなく、図のようにお肉をサイドからしっかりと包み込み脇流れを防ぎます。それでもサイドサポート機能により過剰な締め付け感はありません。
逆に前面は優しく包み込む形状なので、苦しくならないのです。
ビビネコはいつも、着物を着るのが一回に9~10時間に渡りますが、それほど長時間着けていても忘れているくらい軽い着け心地です。
余計な厚みが無いので、着太りせずスッキリとした着姿になる
画像を見てもらってもわかる通り、非常に薄く軽いです。
ワタや補整が無く、厚みは一切ありません。
なので、上半身ががっしりしている方や、胸が豊かで上半身の補整が入ると太って見えてしまう方は、セモア和装ブラを使う事でスッキリと着やせできますよ。
鎖骨下がブカブカする人は、他の補整をプラスする必要がある
肩が内側に巻いている方、鎖骨下に大きくくぼみができてしまう方、着物を着ると鎖骨下がブカブカしてシワができてしまう方は、補整をプラスしましょう。
胸は胸で、帯に乗らない様にセモアのブラで上げて押さえ、鎖骨下にも補整をプラスするイメージになります。ただし、和装ブラで胸を上げた時に、鎖骨あたりも自胸でカバーできれば補整は必要ありません。
セモア和装ブラは花嫁のために誕生した美しいデザイン
ビビネコも購入。丁寧な作りです。
C‘EST MOI(セモア)は、ボディラインの美しさ、着心地の良さを人間工学に基づき研究を積み重ねているブライダルインナーのブランドです。
そのセモアが、着物を美しく着こなすために作った和装ブラだから、美しく、機能的なのは折り紙付きと言えますね。
独身の女性なら、将来の結婚式にも使える和装ブラ、きちんとしたメーカーで用意しておいて損は無いでしょう。せっかくの晴れの日、ぜひきれいにお着物着て下さい!
セモアの和装ブラは、がっちり寄せて上げてデコルテにお肉だけ盛り上げるというタイプではなく、優しく寄せてデコルテ近くまでしっかり覆うタイプのデザインになっています。
セモアの和装ブラが特におすすめな人は
上半身に補正の要らない普通~ふくよかさん
先ほど述べた通り、セモア和装ブラには全く厚みがありません。なので、普段から上半身に全く補整が要らない方にはとても良いですね。
苦しくなく胸と脇のお肉をきれいに収め、なだらかにする。この機能が充分に発揮されると思います。
どうしても鎖骨下に補整が必要な方は、たかはし着物工房くノ一夏子や麻子と組み合わせるとさらにgood
胸は普通くらい、鎖骨下からデコルテにかけてはもう少しボリュームが欲しい、そんな方はセモア和装ブラ+補整をしましょう。
自分の胸も利用しつつ、足りない所に補正をするイメージですね。
タオル、ハンドタオルを使っても良いですし、たかはし着物工房の「くノ一夏子」や「くノ一麻子」などを足してもきれいになると思います。
繊細なレースなのに、下着メーカー品質でお手入れ簡単
美しいレース素材ですが、お手入れ方法は至って簡単。洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えます。ワイヤーも無いので、型崩れの心配もいりません。
ビビネコも繰り返し洗濯機の通常モード(皆さんはおしゃれ着コースで洗って下さいね)で洗っていますが、まったく傷みはありませんよ。
まとめ:クオリティと美しさは間違いなくおすすめ!
着物を着始めて間もない方は、スポーツブラやブラトップでの代用で全く問題ありません。
しかしもし、今後着物を着続ける、結婚式で和装を着たい、浴衣や袴も美しく着たいという事なら、一枚で良いので和装ブラの購入をおすすめします。
その時よくある、「フロントがファスナーの安価なもの」は買ってはいけませんよ。使い続けていると、どこかで必ず買い替える事になります。
結局無駄な買い物をだったり、それを使っている間、快適とは言えない状況になってしまうのはもったいない!なので、少し高くても最初から良い品を買いましょう。何回も着用すれば、買い替えるよりずっとお得になりますよ!
しっかり比較して、後悔の無いお買い物をして下さいね!
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