【浴衣初心者】浴衣を着るために最低限必要な物7選と代用方法!

【浴衣初心者】浴衣を着るために最低限必要な物7選と代用方法! 着物
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「今年の夏は浴衣を着たい!でも、何をそろえればいいの?」

そう思っている方いらっしゃいますよね?
今回の記事では、浴衣初心者さんが最低限そろえるべきものを7つ厳選してみました。市販の浴衣セットには実際には必要ない物も含まれていたり、品質の割には意外と高くついたりします。

本当に必要な物だけ、ある程度の品質のものを揃えるとのちのち買い直さないといけない、という事がなくなりますよ。後悔しないよう、しっかりチェックしてからお買い物をしましょう!

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浴衣を着る時に必須のもの7選

浴衣を着る時に必須のもの7選
  1. 浴衣
  2. 半幅帯もしくは兵児帯(へこおび)
  3. 腰ひも2本もしくは腰紐1本と伊達締め
  4. 肌襦袢+裾除け、浴衣スリップのどちらか
  5. 着物ブラ
  6. 下駄
  7. カゴバッグ、巾着(きんちゃく)など

①浴衣

サイズが小さいとはだけたり着崩れやすいので、必ず体に合ったものの中でで好きな色柄を選びます。

注意して欲しいのは、「ペラペラの薄い生地のものは透ける」ということ。
濃い色の浴衣は問題ありませんが、淡い色の浴衣は、「中に着ているショーツからブラまで、後ろから見たらスケスケ」になる可能性があります。

あとで紹介しますが、浴衣の下には必ず浴衣下・もしくは浴衣スリップを着ましょう。

②帯(半幅帯もしくは兵児帯)

半幅帯でも良いですし、兵児帯(へこおび)をふんわり結ぶのも可愛らしいです。お好きなものを選びましょう。

③腰ひも+伊達締め

女性の浴衣は、旅館にある浴衣とは違っておはしょりを作って着付けます。
そのための

  • 腰ひも1本+伊達締め
  • 腰ひも2本

このどちらかが必要です。

④肌襦袢+裾除けもしくは浴衣下、和装(浴衣)スリップのうちどれか

旅館で着るのとは違い、下着以外に肌着を用意する必要があります。

  1. 肌襦袢+裾除け
  2. 浴衣スリップ

このどちらかを必ず着用して下さい

理由は、「透け」と「着崩れ」を防ぐためです。
薄い生地で淡い色の浴衣は透けます。下着が丸見えになってしまうので、必ず一枚着て下さいね。また、汗で浴衣が肌に張りつき着崩れるのも防いでくれます。

こちらはお安くて買いやすい。この程度で十分です。

⑤着物ブラもしくはスポーツブラ

着物用もしくはスポーツブラを着用してください。

着物の時「さらしで胸を押さえる」とか、「胴体をズンドウに整えた方が良い」と聞いたことはありませんか?これは、胸を平らにした方が着姿が美しく、若く見えるから。

胸が帯に乗っていると老けてだらしなく見え、着崩れもしやすいです。胸が大きいグラマーさんほど、和装ブラがおすすめですよ。

さほど高くないので、一枚用意しておきましょう。

こちらは和装ブラとスリップが一体型になっているので、着る枚数が少なく済みますよ。人気のタイプです。

⑥下駄

着物は足袋と草履を履きますが、浴衣は裸足に下駄を履きます。下駄は履きやすく、歩きやすいので一足持っておくと良いでしょう。

人とかぶらない、ワンランク上のおしゃれ下駄、「mizutori」をこちらで紹介しています。

⑦かごバッグ、巾着など

浴衣を着た時に持つバッグは、カゴや巾着などが可愛いです。持ち手が腕に掛けられる長さのものは、出店などでお買い物するときにも物を取り出しやすく便利ですよ。口が閉まらないものはスリに狙われやすいので注意しましょう。

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必須ではないが、あるとより良いもの

帯板

帯の腹側をよりきれいに整えられます。張りのある半幅帯であれば、無くても大丈夫ですが、兵児帯は前がクシャクシャに狭くなりがちなので、あった方が良いです。メッシュが涼しくておすすめ。

補正のタオル

やせ型で、鎖骨のあたりやお腹周りが細すぎる場合は、薄手のタオルや補正用ワタなどで補正した方が貧相にならずきれいに着付けられます。着物用の補正肌着を持っている方は、浴衣でもぜひ使用して下さい。

好みにより帯締め・帯揚げ・帯留めを使ってもOK

普通の半幅帯や兵児帯の結び方であれば、帯締め、帯揚げは必要ありません。
しかし、最近の長い半幅帯では、帯締め、帯揚げを使った様々な変わり結びができますし、普通の半幅帯でも着物風に帯締めを結んだり、帯留めを着ける事もできます。慣れてきたら挑戦してみましょう。

代用品を使う方法

着物ブラをスポーツブラやブラトップで代用する

着物ブラ、結構お高いですよね…。年に一回使うだけなのに、買った方が良いか悩む…というかた、多いと思います。胸を平らに押さえるブラですから、普段使えないですしね。

でも、胸が大きい方で、今後、着物にも挑戦したい人や、浴衣を着る機会が多いという方は、思い切って購入した方がよいと思います。明らかにキレイに着られますよ。

本当に年に一回、浴衣しか着ない、という方は、ホールド力が高く、あまり胸の高さが出ないスポーツブラやブラトップで代用可能です。この場合、胸下からウエストにかけてくびれができているはずなので、そこにずん胴になるようにタオルを巻いて補正しましょう。

裾除けをステテコ、ペチコートで代用する

汗取り目的としての裾除けは、透けにくい浴衣であれば手持ちのステテコ、スカート用のペチコートでも大丈夫です。できれば、無地で目立たない色にしましょう。

透ける浴衣には、着物用の浴衣下、和装スリップ、裾除けを着用して下さい。ステテコやペチコートだと、短かすぎる裾が丸見えになるためです。

帯板を厚紙で代用する

帯板は、見えるものでは無いので、厚紙を帯幅にカットして(45×13㎝位で角を丸める)使用しても大丈夫です。子供などは昔からその方法で兵児帯を巻いていますよ。

下駄をサンダルで代用する

かかとの高すぎないサンダルで代用することもできます。スポーティなものは雰囲気が合わないので、バランスをみて選びましょう。

代用品を用いた時には、透けていないか必ずチェック!

着物用の着付け用品を使用した場合は、きちんと計算されて作られているので大丈夫ですが、代用品を使用した時は特に「後ろ姿」と「足もと」を確認しましょう。

家で着た時は気にならなくても、強い日差しや太もも、お尻の汗、急な雨で濡れて透ける事があります。ショーツも念のため無地の目立たない色を履いておきましょう。

まとめ

以上、まとめると次のようになります。

浴衣を着る時に必須のもの
  1. 浴衣
  2. 半幅帯もしくは兵児帯(へこおび)
  3. 腰ひも2本もしくは腰紐1本と伊達締め
  4. 肌襦袢+裾除け、浴衣スリップのどちらか
  5. 着物ブラ
  6. 下駄
  7. カゴバッグ、巾着(きんちゃく)など
必須ではないが、あるとより良いもの
  • 帯板
  • 補正のタオル
代用品を使う方法
  • 着物ブラをスポーツブラやブラトップで代用
  • 裾除けをステテコ、ペチコートで代用(透けない浴衣限定)
  • 帯板を厚紙で代用

普段は着物を着ないという方も、夏には浴衣を楽しみたいですよね。
着付けはしてもらうにしても、必要なものは自分で揃えなくてはなりません。

また、いざ着てみたら着崩れやすかった!恥をかいた!とならないために、もう一度記事を見直し、手持ちのものを確認しておきましょう。

よくある着付けセットには、必要の無いものが入っていたり、質が悪かったりします。それにだまされないよう、必要なものだけ、良い物を揃えましょう。そして今年は浴衣を素敵に着こなし、良い思い出を作って下さいね。

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