【着物が暑い!】着物の暑さ・汗対策には必須!ステテコを徹底比較

【着物が暑い!】着物の暑さ・汗対策には必須!ステテコを徹底比較 着物
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夏の着物はもちろん、年中ステテコで快適!

着物を着る時、ステテコを履くとすごく良いよって聞くけど、いざ検索したら種類が沢山で選べない!

そんな方いらっしゃいませんか?
ビビネコは本格的に着物を着始めて18年位になります。最初は裾除けを使っていましたが、夏場の足のべたべた、汗に悩まされていたある時、友人からステテコを勧められました。

いざ買って履いてみると…それはそれは快適。それ以来、裾除けは全て処分し、ステテコに切り替え。なので、夏だけではなく年中ステテコです。
最近は夏以外も暑いですよね。なので、ビビネコは着物を着る方全員に試して頂きたいと思っています。そして暑がりさんには、特に麻のステテコがおすすめなんです。

しかしネットで検索すると、種類も多く選ぶのが大変。そこでビビネコがそれぞれの特徴や選ぶ基準、注意点などを分かりやすく解説します。また、実際に履いて試した結果、本当にオススメできる商品を紹介します。
この記事を読めば、あなたにとって最適なステテコを選ぶことができるようになりますよ。

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涼しいのは当然!他にもステテコにはメリットが沢山!

汗の不快感が軽減する

長襦袢の下には、基本上半身は肌襦袢、下半身には裾除けを付けます。しかし、最近は肌襦袢と補正下着兼用のものだったり、スリップ型だったり、様々な形になってきています。裾除けは、大きな布に紐が付いていて、それを下半身に巻き付けて紐で結ぶ、というものですね。
こんな感じです。↓↓↓

しかしこの形だと、足と足の間、太もも間に汗をかいて不快なんです。
パンツ型のステテコなら、太もも間の汗も吸い取ってくれますので、一切べたつかず快適です。

足さばきが良くなる

上の裾除けタイプだと、汗をかいた状態で歩くと、すそが足に張り付き歩きにくくなることがあります。しかし、ステテコは足への張り付きが一切無く、汗をかいていてもスムーズに歩くことができま

洗濯が楽

また、ちょっとした事ですが、裾除けより布の量が少ないので、洗濯物の量が減ります。干すのも簡単で、すぐ乾きますよ!

着付けが楽

裾除けは紐で結ぶのでほんの少しコツが要りますが、ステテコは履くだけで楽々です。

ステテコを選ぶときの注意点

短いと足が透けることがある

後ほど触れますが、ステテコが短いと、上に着る着物の透け具合によって、すそ近くで足がにょっきり見えてしまう事があります。しかし、最初から長め丈の物を選んでおけば大丈夫です!

トイレがちょっと面倒

裾除けはトイレに行った時、着物ごとたくしあげますが、ステテコは下に下げますよね?
この時、一般の家なら問題ありませんが、外出時にはちょっと大変なときがあります。
床にステテコが付かないようにしつつ、着物を上で持つのにコツが要ります。
どうしても難しい場合は、裾にゴムの入った物を選びましょう

ステテコの素材・織による特徴を解説、比較!

素材

素材価格涼しさ汗の吸収肌への刺激静電気肌への張り付き
綿
化学繊維有(良質なものは少)有(良質なものは少)

麻、綿、ポリエステル等の化学繊維があります。

涼しさで選ぶなら、一番は麻。ただ、価格が高くなるのと、肌触りが少し硬いです。肌の弱い方は気になるでしょう。

綿はリーズナブルで、汗の吸収も良く、肌にも優しい。一番使われている素材です。

ポリエステル(化学繊維)は、基本暑いです。あまり品質の良くないものは、肌に張り付きやすかったり静電気が起きやすいので、選ぶ時には注意が必要です。

織方にも種類があります。

平織一般的な平らな布です。薄く密に織られています。濡れると肌に張り付くことがあります。
ちぢみ・クレープ一般的な平織りよりも凹凸(しぼ)があり、糸同士の隙間も多いため、風通しがよく、涼しい。汗を良く吸い、乾きも早い。伸び縮みするので、汗をかいても肌に張り付かない。
楊柳(縦のシボ)ちぢみと同様に凹凸(しぼ)を出した織物で、その中で特にタテ方向に強くしぼを出したものが楊柳(ようりゅう)。

ステテコの織としては平織りではなく、ちぢみやクレープが多いですね。
素肌に履くものなので、肌につかず汗の吸収の良いものが好まれるから。

ただし、あまりシボが大きいものは肌着としては使いにくいです。上に着る長襦袢や着物のラインに響いたり、動いたときに下半身がもこもこ、ゴワゴワしますので。

また、洗濯によりものすごく縮んでしまう生地の場合、足に張り付いて涼しさが損なわれるので注意が必要です。ビビネコは、洗濯で一枚ピチピチにしてしまい、それ以来そのステテコは履いていません。
(後で見たら、その商品は販売終了になってました…大失敗です。皆さん注意しましょう)

用語補足解説
  • 高島…滋賀県高島市で作られているものに記載がある
  • ストレッチ…ちぢみ、クレープ、楊柳全て多少のストレッチ性あり。ただ、そのしぼの大きさによって伸び方には差がある。
  • 波シボ…表面に波のようにしぼを出しているという意味。ものによっては、ちぢみ、クレープよりもしぼが大きい。

形、長さ

ワイド、フィット、裾広がり、裾ゴム入り、股上浅め、深め、などがあります。
季節や体型、好みで選びます。以外にメーカーや商品により、足回りの幅がかなり異なります。これにより着心地が左右されるので要チェックです。長さは用途を考えて決めましょう

足回りワイド足に付かず、風が通るので涼しい。あまりワイド過ぎるともたつき、ごわつきの原因になる。太ももの太さを測り程よい幅を選ぶと失敗しない。(洗濯後の縮みにも注意)
フィット足に沿い、暖かい。冬向き。素材は薄くて滑りが良く、外に響かない暖かい生地を選ぶと良い。
すそ裾広がり一般的なステテコの形。パンツ型。風が通るのでより涼しく過ごせる。トイレに行くときは注意。
裾ゴム入りきつくない程度に裾にゴムが入ってすぼまっている。トイレが楽。風が通りにくくなるので、涼しさ減。
股上トイレの時に上げ下げが楽。着物が着崩れる心配が無い。
トイレの時に、下げるのが大変。特に記載が無い時は選ばない。
長さ長い長襦袢より少し短い程度の長め丈だと、夏場に着物が薄くて透けてしまう時も、足が見えずに安心。浴衣の下に履くのにも最適。
短い洗える長襦袢を着る時、透けない着物で、着物自体が洗える素材の時は短い方が涼しい。

色・柄と代用について

結論、無地の白、もしくはベージュモカ色にして下さい。
ビビネコは、初心者の方にはステテコはユニクロなどのものを代用して良いですよ。と言っています。
過去参考記事↓↓↓

しかし、薄色の夏着物、浴衣は透けます
着物姿を前からみると、生地が二重になっているのでさほど透けは気にならないかもしれませんが、ろは一枚なので丸見えの事があります。

なので「夏は、必ず無地のステテコを履く」です。それでも太陽の光が強くあたると透ける可能性があるので、薄色の着物の時はきちんと長襦袢も着る事をおすすめします。浴衣も後ろ姿をチェックして下さいね!

これまでは、着物用は白がほとんどでしたが、最近は色のついたものも発売されています。ビビネコは使った事はありませんが、モカ色のステテコは薄色の透ける夏着物でも、「肌着が透けている」感が無いようです。

涼しい!快適!おすすめステテコはこれ!

ビビネコが実際使っているものをご紹介!どちらも品質の良い商品ですよ!

↑↑↑こちらは、麻100%なので、涼しさは抜群です。暑さが苦手で汗っかきの方には超オススメ!!

↑↑↑こちらは、綿の高島クレープ薄すぎず厚すぎず、足周りも太すぎず細すぎず丁度良い。長さもあるので夏の足の透け対策にもなります

まとめ

いかがでしたでしょうか?ステテコを購入する際の参考になりましたか?

たかがステテコと思われるかもしれませんが、涼しく快適に着物を着る上での重要アイテムです!

沢山の商品がありますが、ご自分にピッタリな一枚を見つける事で、ビックリする位快適に過ごせますよ。良い物を選んで、賢いお買い物をしましょう!

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